今年も花粉症の季節がやってきました。

目はかゆいし涙は出るし、鼻はムズムズ、鼻水はダラダラ……。朝せっかくやったメイクもあっという間に台無しに。

ウートピ編集部では、そんなツライ花粉症の季節に使えるメイクテク、美容法をヒアリング調査しました。

1.マツエクは封印してまつ毛パーマに切り替える

「メイクがラクなので普段はマツエク派なんですが、花粉症の季節はまつ毛パーマに切り替えます。あらかじめまつ毛を美容液で伸ばしておいてパーマをあてると、マツエクに間違われることもありますよ」

花粉症の季節にマツエクをすると、寝ている間に目を掻きむしってしまい、翌朝は目元に抜け落ちたマツエクの残骸が……なんてことも。マスカラはかゆさに耐えられず掻くと、すぐに落ちてしまいます。花粉の季節に突入する前にまつ毛の状態をよくしておいて、このシーズンだけパーマに切り替えるという手は使えそうです。

2.ベビーパウダーで化粧落ちを防ぐ

マスクをつけたり、鼻をかんだり、花粉の季節はとにかくメイクが落ちやすい。そこで使えるアイテムが、ベビーパウダーなんだそう。

「メイクの仕上げにベビーパウダーをはたくんです。これはかなりキープ力あり。香りもいいし、肌に優しいので重宝しますよ」

3.ウォータープルーフのマスカラを使う

アイシャドウやアイラインをしてもすぐに取れてたり、ドロドロになってしまうというお悩みもありますよね。

「花粉症の季節は、思いきって、アイメイクはウォータープルーフのマスカラだけ。結局、『ちゃんと化粧してる』『女らしい』っていう印象は、ピンと上がったまつ毛で決まるんで、マスカラだけやってれば、大丈夫なんです」

どうせ取れてしまうものは最初からしない。そして涙でも流れないウォータープルーフのマスカラを使う。これだけでもアイメイクはかなり助かりそう。

4.めくれた皮膚はオイルでむいてしまう

「頻繁にティッシュでこする鼻まわりはすぐに皮膚がめくれちゃう。このままメイクするとファンデが浮いてヘンなので、メイク前に鼻まわりにホホバオイルを塗ってそっと剥がしてしてしまうんです」

剥がれそうで剥がれない皮は、オイルで柔らかくしてから取ってしまえばいいんですね。オイルがあれば、痛みもないし、むきすぎることもないそうです。またオイルが馴染んで乾燥防止にも。メイクの前のひと手間がポイントなんですね。

5.赤ちゃんのおしり拭きで鼻をかむ

毎日ティッシュで鼻をかみ続けていると、鼻の皮がむけてしまい恥ずかしくて、マスクで隠している女性も多いそう。そうならないために使える意外なアイテムが、なんと「赤ちゃんのおしり拭き」なんです。

「夜中も鼻づまりで眠れなくなるほど花粉症がヒドイ私。当然、鼻のあたりは赤くてガサガサ。ある時、ワーママの同僚から『赤ちゃんのおしり拭きで鼻をかむといいよ』と教えてもらい、実践してみたところ、これは肌に優しく効果抜群しでした」

6.処方薬「ヒルドイド」を塗る

花粉症の季節は空気が乾燥するし、寝ている間にこすったりもするので、何かと肌への負担も大きいですよね。そんな時は皮膚科で処方してもらえる「ヒルドイド ソフト軟膏」が使えるそう。「3万円の美容液より効果がある薬」として一時話題となったヒルドイドですが、花粉症の季節にも使えるようです。

「この季節だけクリニックで処方してもらって、朝と夜に化粧水、乳液の後に肌に塗ります。とにかく保湿力が高いので、ダメージ肌も潤います」

7.鼻の穴にワセリンを塗る

「同じく花粉症に悩んでいる知人から『ワセリンを鼻の穴の中に塗ると、ムズムズが軽減するよ』と教えてもらってやってみたら、本当に軽減したんです。本当にツライ時はいつもワセリンの出番です」

編集部でもさっそく試してみたところ、少しベタベタして違和感はありますが、ワセリンが花粉と皮膚の接触を防いでくれるのか、鼻のムズムズは収まりました。

8.メガネ+「曇らないマスク」で防御

最近では花粉を防御してくれるおしゃれメガネも登場していますが、メガネとマスクを一緒に使うと、レンズが曇ってしまうという問題が。

「実はメガネをつけていてもレンズが曇りにくいマスクが登場しているんです。『メガネくもらないマスク(アズマ)』とか、取り付けタイプの『フィッティ® ノーズパッド』が特におすすめ。メガネとマスクでダブルで防御するとかなりマシです」

みなさんこの季節は本当に苦労しんでいて、涙ぐましい努力をしていました。花粉症が原因で肌トラブルになるケースも少なくないので、早め早めの対策を心がけるのがよさそうです。今回のテク、試してみてくださいね。

(ウートピ編集部)