リリー・コリンズ「自分の体を駄目にしてしまったかと…」

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英ミュージシャンのフィル・コリンズが2番目の妻ともうけた大変美しい娘は、清楚な役柄のよく似合う女優リリー・コリンズだ。現在27歳のリリーは今でこそ女性的に成長したものの、多感だった10代の頃には酷い摂食障害を患い生理まで止まってしまうほどだったそう。「自分の体をこんな状態にしてしまった」と自著で当時を振り返ったリリーは、摂食障害を患った原因は「父フィルとの関係にある」と考えているという。

とても愛らしく清楚なイメージのリリー・コリンズは今年、「かつて摂食障害を患っていたの」と告白。ありとあらゆるジャンクフードを胃に詰め込んでは無理に嘔吐し、健康状態も容姿もどんどん劣化したという。自著『Unfiltered: No Shame, No Regrets, Just Me』に、リリーはこう綴っている。

「髪も爪ももろくなってしまった。(繰り返す嘔吐と逆流する胃酸のせいで)喉はただれ、食道も痛かったわ。」
「生理については、2年も止まってしまった。すごく怖かったわ。自分で子供を産む機会を台無しにしてしまったと思ったの。」
「もう取り返しがつかないほど、自分の体を痛めつけた。当時の私はそう確信していたの。」

またこの摂食障害の原因については、父フィル・コリンズと3番目の妻の離婚に関係があるとリリーは考えているのだそう。これを機に父と疎遠になっていったリリーは、「心の奥に抱える不安感の多くは、父との関係が原因だと思う」と感じているそうだ。

裕福で人気があり、世界中の多くのファンに愛されるセレブ達。それでも家族や仕事問題を抱えると、そのストレスは様々な形で体に現れてしまう。一般人にも増えている摂食障害だが、気になった際に診察が受けられるのは内科、心療内科、そして精神科だそうだ。身体への影響が特に気になる場合は、まずは内科へ行き診察を受けることが望ましいという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)