Doctors Me(ドクターズミー)- 骨老化が老け顔を招く!? 骨も見た目も若々しく保つポイント

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骨老化について気にかける方は、一体どれくらいいるのでしょうか?

目に見えて分かる変化、例えば「たるみ」「しわ」などは、みなさん非常に気にされますが、目に見えないところで老化していく骨については、実際あまり心配される方はいないと思います。

しかしながら、実はこの「骨老化」が、お顔のたるみやしわに影響しているかもしれないのです。

そこで今回は、医師に骨老化と老け顔の関係性、また改善法などについて、詳しく解説していただきました。

骨老化とは?


骨も体の他の部位と同じように、加齢によって変化していきます。

骨の場合は骨を構成する成分が減少し、もろくなっていってしまいます。

骨量と骨密度


骨量


骨は、主にコラーゲンと骨塩(カルシウムなど)からなる骨基質で構成されています。

骨量とは骨に含まれる骨基質の量のことをさし、性別、体重、年齢によってその値は異なってきます。

骨密度


骨の単位面積あたりに含まれる骨量のことをさし、骨密度は骨粗しょう症の診断にも使われています。

■ 若年成人(20〜44歳)の平均値と比較した場合
・80%以上...正常
・70%以下...骨粗しょう症

※脆弱骨折がある場合には80%以下でも骨粗しょう症と診断します。

中高年女性に骨粗しょう症が多い理由


骨は常に破壊と生成を繰り返しており、女性ホルモンはこのうちの壊すほうの過程を抑制する作用があります。

中高年になると女性ホルモンが減少していくので、骨量も低下していきます。

骨老化による顔の老化現象


頭皮のたるみ


骨の老化により頭蓋骨が萎縮していくので、頭皮がピンとはった状態ではなくなってくるため、たるみの原因となります。

しわ


顔を構成する骨は頬骨、上顎骨など多数ありますが、こういった骨が萎縮していくことで皮膚がたるみやすくなり、しわの原因となります。

骨老化による老け顔の改善方法


通常の顔の引き締めと同じように、表情筋を鍛えたり、フェイスラインに沿って下から上に引き上げるようにマッサージするとよいです。

骨老化で顔以外に老化が現れる部位


骨密度が低下すると骨折しやすくなります。特に高齢者などでは脊椎の圧迫骨折を起こしやすく、その場合、背中がまるくなるなど外見上も変化が現れてしまいます。

骨老化を促進させる生活習慣


乳製品をとらない


大人の場合は乳製品からのカルシウム摂取が大切ですが、これが少ないと骨老化の原因になります。

過度なダイエット


カルシウムなど骨に必要な栄養素が不足してしまいます。

運動不足である


骨に適度な刺激が加わらず老化の原因になります。

骨を若々しく保つポイント

食事



■ 乳製品
骨形成に必要なカルシウムが豊富に含まれます。

■ 卵
骨形成に必要なビタミンDが含まれます。

■ 納豆
骨形成に必要なビタミンKが含まれます。

運動



■ 筋力トレーニング
骨にも負荷がかかり骨密度アップにつながります 。

■ ウォーキング
体重が骨にかかるので刺激となり、骨密度アップにつながります

生活



■ 禁煙
喫煙は女性ホルモンに対する抑制作用を通じて、骨密度の低下に関与しています。

■ 日光浴をする
骨形成に必要なビタミンD合成に寄与します。

最後に医師から一言


骨が加齢とともにもろくなることで、色々な支障をきたします。

特に骨折などをしやすくなり、高齢の方などは1回の骨折だけで寝たきりになってしまうことも少なくありません。

若いころからの生活習慣を改善させて、骨粗しょう症などに至らないようにすることが大切です。

(監修:Doctors Me 医師)