アカデミー賞史上最多ノミネート(画像は「Ost: La La Land - Original Soundtrack CD」。Amazonより)

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「第89回アカデミー賞受賞式」が2017年2月27日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスで行われました。

今回の1番の注目株で14部門中13部門(史上最多タイ)にノミネートされていた「ラ・ラ・ランド」。監督賞や作曲賞など、今回最多の6部門を受賞しましたが、授賞式では前代未聞のハプニングがありました。

スピーチ中に「ちょっと待って、間違えた」

そのハプニングは作品賞が発表された時に起こりました。

司会者が作品賞受賞作としてアナウンスしたのは......「ラ・ラ・ランド」! 監督や出演者がステージに上がり、喜びのスピーチをしていると、

「ごめんなさい。ミスがありました。『ムーンライト』が作品賞です」

と男性がアナウンス。突然のハプニングに会場は呆気にとられますが、男性は「ジョークじゃない。『ムーンライト』が作品賞です」と改めて訂正。これを受けて「ムーンライト」の監督や出演者が登壇し、トロフィーを受け取り、作品賞を受賞しました。

報道などによると、司会者が受け取った紙が「作品賞」のものではなく「主演女優賞」のものだったため、このような事態になってしまったそう。まさに前代未聞のハプニングです。

惜しくも作品賞受賞を逃した「ラ・ラ・ランド」ですが、監督賞、主演女優賞、美術賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞の全6部門を受賞。これは今回のアカデミー賞では最多受賞です。

実は切ない...? 「サントラ聴くだけで鬱」との感想も

「ラ・ラ・ランド」はロスのハリウッド周辺地域の愛称で、「ハイになり陶酔する」、「夢の国」を意味するそうです。ハリウッドのミュージカル映画は1950〜70年代が最盛期。「シカゴ」(02)や「マンマ・ミーア!」(08)のように最近多い舞台の映画化ではなく、久しぶりに完全オリジナルなミュージカル作品です。

(詳細は、映画コラム「映画「ラ・ラ・ランド」/アカデミー賞で話題の完全オリジナルミュージカル 新たな可能性と醍醐味」で)

日本では2月24日に公開されたばかりですが、SNSにはすでにたくさんの感想が寄せられています。ツイッターで感想を見てみると、

「ララランドめちゃくちゃ楽しかった。最初のシーンからスタンディングオベーションしたくなるよ」
「ララランド楽しかったなー オープニングみたいなのが、普段の生活にあったら毎日楽しいだろうに...」

とCMなどの明るいイメージにぴったりな感想がある一方で、

「単なるラブロマンスと思って観に行くと心が引き裂かれるので要注意」
「ララランド楽しかった!また見たい!って思えないくらい重たいからな。。サントラ聴くだけで鬱になる」
「ララランド、切なかった ラスト泣きっぱなし」

といった声もあがっています。底抜けに明るい映画かと思いきや、ラストはなんだか切なそうですね。今後、映画館に見に行く予定の人はハンカチの用意をお忘れなく。

映画の詳細は公式サイトへ。