作品賞に輝いた『ムーンライト』 (C)2016 A24 Distribution, LLC

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第89回アカデミー賞授賞式が現地時間26日に開催され、作品賞が間違えて発表される大ハプニングが起きた。

最後に発表される授賞式の目玉の作品賞。プレゼンターはウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが務め、ステージで『ラ・ラ・ランド』(現在公開中)と発表した。『ラ・ラ・ランド』のプロデューサー、キャストやクルーがステージに上がり、大喜びでスピーチをしていたのだが、途中で授賞式のスタッフがステージに上がり、ざわつき始める事態に。状況を把握した『ラ・ラ・ランド』側が「ちなみに僕たちは負けたよ」「間違いがあった。『ムーンライト』、君たちが作品賞を受賞したよ」「ジョークじゃないんだ」「『ムーンライト』が作品賞」と発表。司会者のジミー・キンメルが「残念なことが起きたよ。個人的にはスティーヴ・ハーヴェイのせいにしたいね」とつなげた。スティーヴ・ハーヴェイは2015年のミス・ユニバースの大会で、優勝者を間違えて発表し、話題になったことがあった。

その後、プレゼンターのウォーレンがマイクに戻り、「何が起きたか説明したい。封筒を開いた時に、『エマ・ストーン、ラ・ラ・ランド』って書いてあったんだ。だから、フェイやあなたたちのことを長い時間見てしまって、おもしろくしようとしていたわけではないんだ」と、渡された封筒が間違っていたことを説明。『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督はステージで「本当に明らかに、僕の夢の中でも、これは現実ではない」と驚きを隠せない様子であった。

今回の出来事はアカデミー賞の歴史に残る大ハプニングとなっただろう。