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俳優の長塚京三が、小栗旬主演の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(4月スタート、毎週火曜21:00〜21:54)に出演することが27日、明らかになった。

このドラマは、『SP』シリーズなどの金城一紀氏が脚本を務め、小栗を主演に据えて5年前から構想を練ってきた作品。小栗演じる稲見朗をはじめとする公安機動捜査隊特捜班の活躍を描いていく。

長塚が演じるのは、警備局長の鍛治大輝役。稲見、田丸三郎(西島秀俊)、吉永三成(田中哲司)、樫井勇輔(野間口徹)、大山玲(新木優子)が所属する公安機動捜査隊特捜班を自身直轄の秘密部隊として組織した、いわば特捜班の生みの親という役柄で、特捜班のメンバーたちを「俺のサラブレッドたち」と評する。

忠実な部下である青沼祐光(飯田基祐)を介して特捜班に任務を言い渡すが、誰もその本心をうかがい知ることができないというキャラクターで、長塚は「『何を考えているかわからない男、と言えば長塚でしょう』と監督にお声掛けいただきました(笑)」「誰一人として鍛治を好いてくれません(笑)」と苦笑い。

共演する小栗と西島については「2人ともとても真面目なところがすごく良いですよ。制御の利いた、いいハードボイルドな演技ができる人たちですね」と印象を語り、「鍛治は常に稲見と田丸の上手(うわて)を行かなければいけないから、彼らと一緒に演じるのがなかなか大変ですよ(笑)」と苦労を吐露した。

なお、今作の放送に先駆け、ドラマとは異なる完全オリジナルの小説版が、3月25日に角川文庫から発売されることが決定。武装集団に占拠され、宿泊客550名が人質に取られた高層ホテルを舞台に、事件を秘密裏に解決しようとする特捜班の姿が描かれる。