ドラマティックなドレスで登場したルース・ネッガ/写真:SPLASH/アフロ

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大混乱の末に『ムーンライト』(4月28日公開)の作品賞受賞が発表されるなど、前代未聞のハプニングが起きた第89回アカデミー賞授賞式。今年もレッドカーペットでは、豪華女優陣がきらびやかなドレスやジュエリーで、美の競演を繰り広げた。なかでも注目を集めたのが、『ラビング 愛という名前のふたり』(3月3日公開)で主演女優賞にノミネートされていたルース・ネッガ。鮮やかなレッドのドレスにACLU(アメリカ自由人権協会)へのサポートを表明するブルーリボンをつけて登場し、話題をさらった。

【写真を見る】エマ・ストーンの勝負ドレスは、キラキラと光るジバンシィのドレス!/写真:SPLASH/アフロ

『ラビング 愛という名前のふたり』は、異人種感の結婚は違法だった時代に結ばれたラビング夫妻の実話から生まれた愛の物語。厳しい時代に愛を貫く女性を演じたのが、ルースだ。今や業界のファッションアイコンとなった彼女は、大舞台に真っ赤なヴァレンチノのドラマティックなドレス姿で登場。

胸元はシースルー、襟、そで、スカートなどには愛らしいレースが施されたキュートとエレガントを兼ね備えたドレスだ。ヘッドバンド、イヤリングもレッドのアクセサリーでそろえ、ルージュとサンダルも深紅のもの。艶やかな赤を集めたコーディネートも十分に目を引くものだったが、さらに観客を釘付けにしたのが胸につけたブルーのリボン。ACLUは、主にアメリカ合衆国の権利章典で保証されている言論の自由を守ることを目的とした団体。強い意志を表示するリボンが、彼女の美しさを際立たせていた。

主演女優賞を受賞した『ラ・ラ・ランド』(公開中)のエマ・ストーンは、キラキラと光るジバンシィのドレスで会場を魅了した。まるでオスカー像のような体にぴったりとしたゴールドのドレスで、足元の揺れるフリンジがアクセントに。ゴールドでそろえたティファニーのイヤリングも実にきれいだったが、あえて胸元にアクセサリーはつけず、デコルテをすっきりと露出。彼女の透き通るような肌が宝石以上の輝きを放っていた。

大人の女性の貫禄を見せつけたのが、ニコール・キッドマンとシャーリーズ・セロン。ニコールはアルマーニ プリヴェのホルターネックのドレスでお目見え。ビーズ刺繍も麗しく、ヌードカラーのドレスからは美脚が透けて見えるなど、大人の色気が詰まった一枚だ。シャーリーズは、ブラックゴールドのディオールのドレスでクールにキメて登場。V字に開いた胸元と深めに入ったスリットがセクシーで、耳には大ぶりのショパールのイヤリングがキラリ。また貫禄と言った意味では、タラジ・P・ヘンソンもアルベルタ フェレッティのネイビーのドレスでパワフルな存在感を見せつけていた。

個性派ドレス賞とも言えそうなのが、シンガーでもあり、『ムーンライト』『ヒドゥン・フィギアズ(原題)』に女優として出演しているジャネール・モネイ。エリーサーブのオートクチュールドレスで、スケスケのバスト部分がセクシー!刈り上げショートのスカーレット・ヨハンソンは、ふわりとした春らしいドレスで。透け感でセクシーさもアピールし、メタリックなベルト、ブレスレット、リングを組み合わせるなど、おしゃれスキルの高さを証明していた。【Movie Walker】