わからないまま宣誓

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国有地を8億円も値引きし超破格の値段で森友学園(大阪府豊中市)に売却していた疑惑の続報だ。驚きの売却価格に続いて今度は、同学園の運営する幼稚園の運働会で、園児らが安保法制の国会通過を喜び、安倍首相にエールを贈る選手宣誓している映像を番組が入手し、「小倉が斬るニュース」のコーナーで伝えた。

映像は、同学園が運営する塚本幼稚園(大阪市淀川区)で、2015年10月に行われた運動会の模様。呆れたのは、組体操に先立って行われた園児4人が右手を挙げて行った選手宣誓の中身。

「尖閣列島、竹島、北方領土を守り、日本を悪者として扱っている中国、韓国が心を改め、歴史教科書で嘘を教えないようお願いします」。続けて「安倍首相ガンバレ、安倍首相ガンバレ、安保法制国会通過よかったです」

まるで自民党の運動会さながらの園児たちによる奇異な選手宣誓だった。

同学園の運営する小学校の名誉校長に就任していた安倍昭恵夫人は、疑惑を指摘されて先週24日(2017年2月)に辞任した。

安倍首相も野党・民進党の追及に「私や妻が(国有地売却に)関係していたということになれば、これはもう総理大臣も国会議員も辞めるということははっきり申し上げておきたい」と答弁している。

汚染土の搬出なかったと業者証言

汚染土が埋まっているとの理由で、近畿財務局から超破格の値段で売却された土地には現在、同学園の小学校が建設中だが、汚染土の処理作業を請け負った建設業者によると、汚染土を敷地内の別の場所に埋め戻し、汚染土の搬出は基本的になかったという証言も出てきた。

司会の小倉智昭は「幼稚園児はわけのわからないまま宣誓を大人の教えでさせられたのだと思う」と話し、「あるんですね〜」と首をひねる。国有地の売却疑惑に加え、学校教育に政治的中立性を求めている教育基本法にも抵触する疑惑も出てきた。