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日本電気(NEC)は27日、高速大容量通信を実現する第5世代移動通信方式「5G」向けに、100MHz帯域幅に対応した小型軽量の超多素子「AAS(Active Antenna System)」を開発したことを発表した。

同社が開発した「AAS」は、100MHz帯域幅への対応に加え、MIMO方式において64個のアンテナ素子を活用してスマートフォンやタブレットなどの端末に対して高精度な指向性をもつ信号(ビーム)を形成できる「フルデジタル制御」を採用。これらにより、高い周波数利用効率を実現し、従来のLTEと比べてセル(通信エリア)あたり15倍以上のスループットを達成可能だという。

また、無線周波数(RF:Radio Frequency)回路とデジタル回路の集積化や高密度 プリント配線基板の採用することで、アンテナ素子と無線処理部を一体化し、実用レベルの小型軽量サイズ(26cm×34cm、重量6kg)の筐体を実現している。

なお、同社は、2月27日〜3月2日までスペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress 2017」において、同製品の展示と5Gに向けた取り組みを紹介している。

(早川厚志)