デイミアン・チャゼル監督 Photo by Kevin Winter/Getty Images

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 第89回アカデミー賞が2月26日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターであり、「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼルが監督賞を受賞した。チャゼル監督は現在32歳で、ノーマン・タウログ監督(1931年、第4回)の最年少監督賞受賞記録を、86年ぶりに塗り替えた。

 授賞式でチャゼル監督は、ほかのノミネート監督に敬意を示した後、「17、18歳頃からの友人ジャスティンに感謝します。曲を書いてくれて、諦めないでいてくれてありがとう。家族にも感謝しています。妹のアナ、いつも僕を信じてくれてありがとう。最後にオリビア、僕の愛する人。これは愛に関しての映画です。この映画の製作中に恋に落ちることができた僕は最高にラッキーです」と喜びを語った。

 1985年生まれ。ハーバード大学在学中に卒業制作として着手した初監督作「Guy and Madeline on a Park Bench(原題)」(09)を休学して完成させる。その後、高校時代の実体験をもとに、若きドラマーと鬼教師の物語「Whiplash」の脚本を執筆。「セッション」(14)として長編映画化し、第87回アカデミー賞で助演男優賞など3部門を受賞、新鋭監督として注目を集めた。

 「ラ・ラ・ランド」は、売れない女優とジャズピアニストの恋を、エマ・ストーンとライアン・ゴズリングで描いたミュージカル映画。第74回ゴールデングローブ賞での史上最多7部門受賞、第28回米製作者組合(PGA)賞や第70回英国アカデミー(BAFTA)賞を獲得。ゴールデングローブ賞では、史上最年少で監督賞に輝いた。第89回アカデミー賞では歴代最多タイとなる14ノミネートを記録した。

 「ラ・ラ・ランド」は公開中。