『ウォーキング・デッド』

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世界中で大ヒットを飛ばしているサバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』で、ジェフリー・ディーン・モーガン演じるニーガンのあのセリフをモチーフにしたTシャツが、人種差別的だと批判された。米Varietyなど複数のメディアが一斉に報じた。

ことはイギリスの衣料品店、プライマークが販売していたTシャツを見た顧客が「こんな人種差別を示唆しているTシャツを販売しているなんて信じられない」と店に訴えたことが始まりだ。そのTシャツには、「Eeeny meeny miny moe」という文字と、ニーガンのトレードマークでもある有刺鉄線が巻きつかれたバットに血が付いているイラストが描かれている。シーズン7の第1話で「Eeeny meeny miny moe, Catch a tiger by the toe」(「どれにしようかな、天の神様の言うとおり」)とバットを向けるシーンがあったが、これは現代版に書き換えられた言い回しで、本来は2番目のフレーズが「Catch a nigger by his toe(黒人の足の指を捕まえろ)」であった。

クレームをした顧客は、「有刺鉄線のバットに血が付いているイラスト。さらにあの歌詞の一部が書いてあるなんて、あんなの(元々の歌詞)は、誰が見てもアメリカの黒人の冒涜することをすぐに連想させるものだ。私がもし黒人だったら、あのTシャツを着た人が目の前にいたら、自分が置かれている状況をすぐに感じ取るよ」とコメント。

プライマーク側は、このTシャツは『ウォーキング・デッド』のプロダクションとライセンス契約をしているもので、人々に嫌な思いをさせるつもりで製造、販売した意図は全くないと謝罪を表明した。これを受けて、ニーガン役のジェフリーは、「何てことだ! 馬鹿げている!『ウォーキング・デッド』のTシャツが、人種差別で訴えられて販売中止になったんだよ!」とツイートした。同作の放送局である米AMCは、この件に関して現時点ではノーコメントの状態だ。

『ウォーキング・デッド』シーズン7は、FOXにて毎週月曜日放送中。(海外ドラマNAVI)