急逝したビル・パクストン/写真:SPLASH/アフロ

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第89回アカデミー賞授賞式当日の2月26日、『アポロ13』(95)、『ツイスター』(96)、『タイタニック』(97)などの超大作に出演した俳優として知られるビル・パクストンが、61歳の若さで急死したことが明らかになった。

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30年連れ添った2人目の妻ルイーズ・ニューベリー、息子のジェイムズ(22)、娘のリディア(19)が声明文を発表したもの。ピープル誌などによれば、2月25日、心臓手術による脳卒中などの合併症を引き起こし、ビルは帰らぬ人となったという。

高校時代から8ミリの自主映画を撮り続け、18歳の時にテキサスからロサンゼルスに移住した際にジェームズ・キャメロン監督と出会った縁で、キャメロン監督作に多数出演しているビル。

また、『エイリアン』シリーズ、『プレデター』シリーズ、『ターミネーター』シリーズすべてに出演した唯一の俳優であるとともに、全作品でタイトルとなる敵に殺された人物を演じた俳優としても、唯一無二の存在感を発揮した。

大作での出演が多かったせいか、映画では賞レースには縁がなかったが、TVミニシリーズ「Hatfields and McCoys」ではエミー賞に、2006年から2011年までオンエアされたTVシリーズで、トム・ハンクスがエグゼクティブ・プロデューサーを務めていた「ビッグ・ラブ」では計53話に出演し、ゴールデングローブ賞に3度ノミネートされている。

最近では、エマ・ワトソンとトム・ハンクスと共演した『The Circle』の撮影を終えたばかりだったほか、2月2日からオンエアされたばかりの米CBSのTVシリーズで、デンゼル・ワシントンがアカデミー賞主演男優賞を受賞し、イーサン・ホークが同助演男優賞にノミネートされた刑事ドラマ『トレーニング デイ』(01)の同タイトルのドラマに出演。

2月初旬にはピープル誌のインタビューで、「(子役時代から俳優だった息子のジェームズがゲスト出演)息子と共演できるなんてワクワクしている。でもなんだが信じられないよ」と語ったばかりだ。

また同インタビューで、「娘とTVシリーズ『Stranger Things』を見るのが好きだったんだけど、昨年の春に手術をしたから、回復までの間にイギリスのテレビドラマ『ダウントン・アビー』を見てすっかりのめり込んじゃったんだ。見終わったらもぬけの殻みたいになってしまったよ」と語っており、手術は成功に終わり順調に回復していると考えられていた。【NY在住/JUNKO】