26日に開幕したJ2リーグで、J1から降格した福岡はJ3から昇格した大分と対戦し、大分が2-1で競り勝った。試合は、序盤は地力に勝るとされる福岡が優勢であったが、大分がカウンターで先制すると福岡は苦しい展開になった。前半ロスタイムに福岡が同点に追いついたが、大分は後半ロスタイムに劇的な決勝点を挙げて突き放した。

 開始直後から福岡はホームでボールキープをしてゲームを支配していたが、大分の少ないチャンスに冷や汗をかく。15分、大分の林が後方からの浮き球に飛び出し、そのままゴールをしたかに見えたがこれは微妙なオフサイドの判定。26分、大分の後藤のFKが福岡ゴール前でこぼれたところを大分の松本が迷わず直接ミドルシュートを決める。福岡は大分のパス回しを受けながら、奪ったボールをウェリントン目がけて放り込む単純な攻撃に終始した。

 ここからロスタイムでのドラマが始まった。前半ロスタイム、福岡はPA近くにいたウェリントンへのハイボールにたまらず受けたファウルで絶好の位置でFKを得る。これを駒野がGKの動きの逆を突くサイドに蹴った低いボールがポストを直撃した後、そのままゴールに吸い込まれた。逆に後半ロスタイム、大分の後藤のCKをGKがキャッチし損ねゴール直前にこぼれたところを鈴木が正面から蹴り込んだ。