iPhoneを盗まれたり、持ち去られたりするだけでも十分災難ですが、盗んだ相手がテクノロジーに詳しい人間だったりすると、事態はさらに深刻です。

iPhoneが強盗に盗まれる

ブラジルのポルトアレグレ在住のエデュ・ラビンさんの妻が、昼日中に強盗に襲われました。犯人たちの狙いは彼女のiPhone5sだったため、幸い彼女は怪我もなく無事でした。
 
その後ラビンさんは「iPhoneを探す」アプリで、盗まれたiPhoneが現在どこにあるのかを確認。自分の電話から犯人たちが持っている妻の電話に、iPhoneを買い戻したいというメッセージを送りました。

怪しげなテキストメッセージとリンク

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するとその翌日から、「あなたのiPhoneが見つかりました。連絡を撮るには下記のURLをクリックして下さい」というテキストメッセージが届き始めたそうです。
 
リンクをクリックするとAppleのサインインページのブラジル版とそっくりなページが表示されましたが、よく見ると無料Webホスティングを提供しているサイトがホスト先となっています。
 
ラビンさんはその先には進みませんでしたが、おそらく犯人グループは同じ手口を何度も使って詐欺行為を働いてきたのだと思われます。
 
のちにKerbs on Securityが、URL先の「icloud」を切ってから見てみると、Appleの「iPhoneを探す」のログインページとそっくりの偽ページが確認できたとのことです(ホスト先に通知したため、現在は削除されている)。
 
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今度は電話がかかってきた!

しかし話はそこでは終わりませんでした。その2日後、今度はラビンさんの電話に奇妙な録音メッセージによる電話がかかってきました。AppleのSiriやGoogle Wazeに似た音声で、『あなたのiPhoneが見つかりました。詳しい情報はショートメッセージで確認してください』と告げられたそうです。
 
iPhoneは決して安い買い物ではないため、なんとかして取り返したいと思う人は多いでしょう。しかし気があせるあまり、こうした巧妙な詐欺にひっかかったりしないよう、注意が必要です。
 
 
Source:Kerbs on Security via Engadget
(lunatic)