サムスン、薄さ7ミリでCore i5な「Galaxy Book」などタブレット新モデル発表:MWC2017

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サムスンは、世界最大のモバイル関連見本市 MWC 2017会場で、Androidを搭載した新型タブレット「Galaxy Tab S3」と、Windows 10を搭載した2 in 1「Galaxy Book」を発表しました。

マルチメディア対応を強化したGalaxy Tab S3


Galaxy Tab S3はマルチメディア機能を強化したAndroid 7.0搭載タブレットです。

ディスプレイには高コントラストかつ発色が鮮やかな有機ELを採用。HDR再生に対応し、画面サイズは9.7インチ、解像度は2048 x 1536ドットです。オーディオを強化しており、スピーカーは4基搭載。サムスンが買収したハーマンのオーディオブランド「AKG」によるチューンも売りにします。

Galaxy Tab Sシリーズでありながら、Noteシリーズと同じSペンをサポート。炎上問題で出荷停止に追い込まれたGalaxy Note 7と同様に、翻訳や素早いGIF作成も行えます。

Sペンは本体に収納できませんが、サイズが大型化しており、本物のペンと同じような筆記体験を実現できるとしています。また、2in1としてPCライクに使えるキーボードカバーも用意します。

その他仕様は、Snapdragon 820、4GB RAM、1300万画素背面カメラ、500万画素インカメラ、USB-C(3.1)、指紋センサーなど。本体サイズは237.3 x 169.0 x 6.0mm。重量はWi-Fiモデルが429g、LTEモデルが434gです。

Windows 10搭載2 in 1のGalaxy Book


Galaxy Bookは、Windows 10を搭載した2 in 1です。10.6インチと12インチの2モデル。

薄さは7.4mmとアップルのスマートフォンiPhone 7 Plus並ですが、12インチモデルはIntel最新のCore i5(Kaby Lake・3.1GHz/2コア)、受信最大300MbpsのLTEモデム、4GBまたは8GBのRAM、128GBまたは256GBのストレージを搭載。10.6インチモデルはCore m3(Kaby Lake・2.6GHz/2コア)を搭載します。

ディスプレイは有機ELで、12インチモデルが2160 x 1440解像度、10.6インチモデルが1920 x 1080 1920 x 1200解像度。いずれもHDR再生をサポートします。

(訂正)記事掲出時、10.6インチモデルの解像度が1920 x 1080となっていましたが、1920 x 1200の誤りでした。訂正しお詫び申し上げます。

Galaxy Tab S3と同様に、0.7mmのペン先で最大4096段階の圧力を検出できるSペンに対応します。

Windows 10搭載のGalaxy Book上でスマートフォンの通知を受け取れる「Samsung Flow」にも対応。

本体サイズは、10.6インチモデルが261.2 x 179.1 x 8.9 mm, 640g(Wi-Fi) / 650g(LTE)、12インチモデルが291.3x199.8x7.4mm, 754g(Wi-Fi / LTE)。

(発売日や価格などは別途追記します)