中国で「日本の良いところ」としてたびたび取り上げられることの一つに治安の良さがある。しかし、日本の治安の良さに驚いているのは中国人だけではないようだ。写真は小学生。

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中国で「日本の良いところ」としてたびたび取り上げられることの一つに治安の良さがある。しかし、日本の治安の良さに驚いているのは中国人だけではないようだ。

このほど、中国の動画サイト・陽光寛頻網に、「日本の小学生はなぜ一人で通学できるのかと米国人が不思議がる、日本の親の回答が彼を気まずくさせた」と題した動画が掲載された。これは、米CBSが都内の私立小学校に通う7歳の男の子を取材した映像を紹介するものだ。

登場する男の子は毎朝5時半に起床し、電車を乗り継いで55分かけて学校に通っているという。米国人のインタビュアーが「ずっと一人で行くの?それっておかしくない?」と尋ねるが、男の子は「NO」と屈託のない笑顔で答える。

一方、「お子さんが一人で通学するのは心配ですか?」と聞かれた男の子の母親は、「初めはもちろんとても心配でした」と回答。インタビュアーが「もし米国で生活していたとしたら、お子さんを一人で学校に通わせられますか?」と質問すると、その言葉を遮るように「無理です。絶対に」と即答し、その理由を「米国で銃による事件が起きているのをテレビでよく見ていますし、子どもを一人にさせられるほど安全だとは思えません」と説明した。映像ではインタビュアーの気まずそうな顔が映っている。

実際、米国や英国などでは安全上の問題から小学生は親が送り迎えをするか、スクールバスを利用することがほとんどだという。中国でも小学生は親が送り迎えをするのが当たり前になっていて、ネットユーザーからは「日本には人さらい(※中国では深刻な問題)がいないから」「日本のドライバーはみんな交通ルールを守るから」といった意見や、「明日から中国の子どもを一人で通学させますと言ったら、中国の親は絶対に納得しないだろう」「中国だって昔は子どもが一人でかばん背負って登下校してたんだ。今の世はどうなってしまったんだ」といった声が寄せられている。

動画は、日本が世界で最も犯罪率が低い国の一つであることや、街中に交番が点在していること、ランドセルに黄色いカバーをかけて周囲の人に注意喚起をしていることなどを、男の子の通学風景と共に解説している。小学生が一人で街を歩いているのは、外国人にとっては見慣れない光景なのかもしれない。(翻訳・編集/北田)