ケインが今季3度目のハット含む4ゴールに絡む活躍! ストークに圧勝のスパーズがEL敗退ショックを払拭《プレミアリーグ》

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▽プレミアリーグ第26節、トッテナムvsストーク・シティが26日にホワイト・ハート・レーンで行われ、ホームのトッテナムが4-0で勝利した。

▽先週末のFAカップ5回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のフルアム相手に快勝し、公式戦の連敗をストップしたリーグ3位のトッテナム。だが、ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)のヘント戦では、デレ・アリの一発退場が響き2-2のドローに終わり、0-1で敗れた1stレグから挽回できず、まさかのラウンド32敗退となった。その一戦から中2日で迎えた10位ストークとのホームゲームでは若きチームのバウンスバックが期待された。ポチェッティーノ監督はこの一戦に向けて、ヘント戦と全く同じメンバーを起用した。

▽立ち上がりからボールを保持して相手を押し込むトッテナムは、エリクセンやデレ・アリがボックス付近で細かく繋いでゴールチャンスを窺う。すると14分、エリック・ダイアーの斜めのクサビを受けたデレ・アリがボックス内のエリクセンに流す。エリクセンが突っかけたこぼれ球をボックス右で拾ったケインがゴール左隅に流し込んだ。

▽その後も勢い付いて押し込むトッテナムだったが、24分には相手のカウンターからピンチを招く。左サイドを攻め上がったピータースのグラウンダーの折り返しを、ゴール前に飛び込んだ古巣対戦のクラウチにスライディングシュートされるが、これはGKロリスが圧巻の反応で弾き出した。

▽前半のうちに追加点を奪いたいトッテナムは、27分にエリクセンの右CKをニアでアルデルヴァイレルトが頭でフリック。ファーでワントラップしたヴェルトンゲンが利き足とは逆の右足でボレーシュートもクロスバーを叩く。直後の28分には左サイドからカットインしたケインが右足のブレ球シュートを放つが、このシュートはわずかに枠の右に外れた。

▽前半終盤にかけても猛攻を続けるトッテナムは、32分にエリクセンの右CKのサインプレーからボックス手前のケインが難易度の高いボレーシュートをゴール左隅に流し込み、追加点を奪取。さらに37分にはボックス手前で得たFKの場面でエリクセンが横にズラしたボールをケインが狙うと、壁にディフレクトしてコースが変わったボールがゴール右隅に吸い込まれ、ケインは前半だけで今季の公式戦3度目のハットトリックを達成。なお、昨季得点王は今季のゴール数を17ゴールに伸ばし、得点ランキングトップタイに浮上した。

▽勢い付くトッテナムは前半終了間際にも右サイドを突破したケインのラストパスからデレ・アリがスライディングシュートを流し込み、試合を決定付ける4点目を奪って試合を折り返した。

▽迎えた後半、立ち上がりに左足の内転筋あたりを気にして倒れ込んだアルデルヴァイレルトが負傷交代するアクシデントに見舞われたトッテナムは、49分にヴィマーを緊急投入。それでも、前半同様にきっちり試合をコントロールしていく。

▽一方、前回対戦と同様に全く良いところがないストークは、60分にアダム、クラウチを下げてアフェライ、ベラヒノを同時投入。だが、リーグ屈指の堅守を誇るトッテナムの守備を前になかなか決定機を作れない。

▽後半半ばから終盤にかけてはトッテナムに中2日の疲労が出始めたことで、試合はややこう着状態が続く。66分にはヴェルトンゲンを下げてウィンクスを投入し、システムを[4-2-3-1]に変更。73分にはエリクセンのお膳立てからケインに4点目のチャンスが訪れるが、ここはGKリー・グラントの好守に阻まれた。それでも、安定した守備で相手の反撃を無失点で凌いだトッテナムが、4-0で完勝。エースの4ゴールに絡む活躍でEL敗退のショックを払拭したスパーズが、リーグ戦2試合ぶりの勝利で暫定2位に浮上した。