24日、中国の「スマート便座」開発計画が浙江省台州市で正式に始まり、イベントが行われた。中国政府が開発を大々的に後押ししている。

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2017年2月24日、米華字メディア・多維新聞によると、中国の「スマート便座」開発計画が浙江省台州市で正式に始まり、イベントが行われた。中国政府が開発を大々的に後押ししている。

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「世界最大の便座生産基地」と言われる台州市は、温水洗浄便座の品質アップに向けた中国初のモデル地区でもある。イベントには、浙江大学や北京理工大学、華南理工大学、さらに国務院(日本の内閣に相当)直属の最高研究機関・中国科学院のほか、多くの研究機関と業界団体、企業から200人余りが出席した。

イベントでは、中国の品質検査機関が最新の中国製便座と日本のブランド便座の品質を比較研究することも発表された。部品の品質、製造水準、ブランドイメージなど、多方面から比較し、分析結果は8月までに公表する。

スマート便座開発に中国政府がこれほど力を注ごうとしているのは、日本を訪れた中国人がこぞって便座を購入して帰国していることがある。宿泊先から便座を持ち去ろうとする事件まで起きるほどで、メンツをつぶされた格好になったことが、中国政府に危機感を抱かせたとの見方がある。

製品の品質や安全性を検査・認証する機関である、国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)の支樹平(ジー・シュウピン)局長は、「この計画を通じて、国内製品の品質を向上させ、国外に流れた消費を取り戻す」と語っている。(翻訳・編集/岡田)