開幕戦でG大阪と引き分けたヴァンフォーレ甲府

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[2.26 J1第1節 G大阪1-1甲府 吹田S]

 勝ち点3が目前まで迫っていた。今季開幕戦、敵地でガンバ大阪と対戦したヴァンフォーレ甲府は後半10分にMF松橋優のゴールによって先制。しかし勝利目前の後半アディショナルタイム1分、セットプレーからMF今野泰幸に同点弾を決められて、勝ち点1を挙げるにとどまった。

 毎年のように降格予想に挙げられる甲府だが、今季もクラブ記録を更新する5季連続のJ1を戦っている。ただ今季も開幕前の特集では、甲府を最下位とする声は少なくなく、厳しい戦いが予想がされている。

 今季より指揮する吉田達磨監督も、「甲府が最下位だと予想されているが、現状では僕も間違いないと思う」と冷静な分析。しかし、もちろん認めるだけでは終わらない。試合結果について「G大阪を引き分けて悔しい思いができる」と前向きに捕らえると、「今日得たこと、やれたことはというのは、最下位予想を少しづつ覆すための第一歩」と力に変えた。

 そして吉田監督を迎えたことで、選手たちも変化を感じていると話す。吉田監督がこれまで柏や新潟で目指してきたサッカーは自分たちからチャンスを作り出すアクションサッカー。これまで甲府が続けてきたサッカーとは、真逆と言ってもいいサッカーだ。

 指揮官は「もう一つ、もう二つトレーニングをして、しっかりと自分たちのステージが上がっていくようにしたい」と話していたが、FW田中佑昌が「今までみたいに引くだけではなく、何かを狙いつつというのが多少は出来ていた」と評価したように、選手たちは手ごたえを感じている様子だった。

(取材・文 児玉幸洋)


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