原因はわたし!?「夫の出世が遠のく」妻の2大NG行動
これまで5,400件以上の恋愛相談を受けている筆者は、既婚男性からの相談を受けることもあります。
ここだけの話、ほとんどが妻以外との女性関係の相談なのですが……彼らと話をすると、「その奥さんといたら、彼は仕事もやりづらいだろうな」と感じることがたびたびあります。
家庭の居心地が悪く、仕事をやりづらいから出世も遅れ、人によっては他の女性を求める……という悪循環にハマってしまうのですね。今回のコラムでは、夫の出世を妨げる妻の行動についてお伝えします。
結婚生活が長くなると馴れ合いの関係になっていくため、喧嘩したときなど、つい言い過ぎてしまうことがありますが、決して罵倒したり、けなしたりしてはいけません。それらの行為は夫の心に突き刺さり、自信を失ってしまうことに繋がるんです。
例えば「あなたと結婚しなければよかった」「大した稼ぎもないくせに」など、NGワードは数え上げればキリがありませんが、この2つは絶対に言ってはいけません!
それ以外にも、ケンカのときに「あなたはいつもそう。あのときだって……」と、現在の争いと関係ない話をするのもよくありません。
多くの男性は、自分の感情を抑えようとする傾向があります。罵倒して、そのときは丸く収まったように見えても、後々、澱のように彼の心をよどませるのです。つまり、家庭の居心地が悪くなっていくというわけですね。
2:家庭の細々したことまでいちいち相談する「リビングのカーテンは何がいいと思う?」
「子供が泣き止まないんだけど、どうしたらいいの?」
家庭に関することの相談は、“ほどほど”がよいのですが、“ほどほど”って難しいものです。全く相談しないのも、夫が家庭に無関心になってしまいます。目安としては、夫が得意なことや、男性がやった方がスムーズにいくことを中心に頼るというのがベストでしょう。
数字に強い夫なら、「息子の算数の宿題、分数がわからないみたいだから教えてくれる?」
家電に詳しい夫なら、「洗濯機を買い替えるときの下見、一緒に回ってくれない?」などですね。
そして、主婦にとって家庭は職場ですが、夫にとってもそうなってはいけません。何気ない会話のつもりでも、その内容が相談事であれば、夫のパワーを余計に吸い取ってしまうことになり、仕事にも影響が出てしまうことがあります。
夫が苦手そうで、あなた1人で決めた方が早いようなことは、1人で動きましょう。もしくは、最後の2択まで絞り込んで“夫が決めた”ようにすればいいのです。
妻に求めるものは、夫によってそれぞれ異なります。夫に出世してほしいならば、夫に自信を持たせ、仕事に専念させる環境を与えてあげることが妻の役割といえるでしょう。逆に言えば、これらの役割を果たせなくなるような行動をすると、夫の出世が遠のいていくというわけです。
【画像】
※ bbernard / shutterstock
【筆者略歴】
橘つぐみ
恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』、『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』他。2児の母。