農業委員会茶業改良場提供

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(台北 26日 中央社)原料の約95%を輸入に頼っている国産食用椿油。行政院(内閣)農業委員会茶業改良場文山分場では新たな栽培方法を研究し、椿油の原料となるチャノキの種子の増産が試みられている。

東洋のオリーブオイルの異名を持つ椿油。独特の香りと風味があり、炒め物や煮込み料理、揚げ物などさまざまな調理に適しているとされる。また、一価不飽和脂肪酸の含有量はオリーブオイルより多いとされ、健康面への効果に注目が集まっている。

同分場ではチャノキの栽培や種子収穫がしやすいよう、木の生育を抑える矮化の技術や実りが悪くなった木を台木として新しい木を接ぐ方法を研究。すでに成果が現れており、農業従事者への指導を始めるという。

関係者は、国産椿油の原料自給率を高め、輸入椿油やオリーブオイルへの依存度を低減させたいと語っており、さらなる市場開拓に期待を寄せている。

(楊淑閔/編集:齊藤啓介)