ケータイの支払いみたい。

科学技術振興機構(JST)低炭素社会戦略センターと東京大学が推進している、「電気代そのまま払い」をご存知でしょうか。

これは、古い冷蔵庫などを利用している家庭に向けたサービスで、金融機関が新品の省エネ冷蔵庫の購入費用をたてかえる一方、省エネによって浮いたお金でその代金を月々支払っていくというもの。

つまり、毎月の支払いはそのままで新品の冷蔵庫が手に入る、っていう仕組みなんです。

実際、静岡県のある家庭では1995年製の冷蔵庫を使っていたそうですが、同じくらいの容量の省エネ型冷蔵庫に買いかえると、月々およそ2,250円の節約が見込まれることが判明。同額を月々の返済額とすると、約7年で完済できるそうです。


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image: 科学技術振興機構


先日、東京都の「白熱電球2個をLED電球1個と交換する試み」をご紹介しましたが、2015年に日本が国連に提出した「日本の約束草案」には、2030年には温室効果ガス排出水準を26%削減する(対2013年比)と明記されています。そのためには、各家庭の省エネ化も重要な要素ということですね。

そういえば冷蔵庫って滅多に買いかえないし、今までと同じ支払いで新品が使えるなら大歓迎って気がします。JSTと東京大学は、今後この実験の対象範囲を広げ、全国への普及を目指していくそうですよ。


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image: pixabay, 科学技術振興機構
source: 科学技術振興機構
参考: 環境省

(渡邊徹則)