[2.26 J2第1節 水戸0-1湘南 Ksスタ]

 1年でのJ1復帰を目指す湘南ベルマーレが敵地で水戸ホーリーホックに1-0で勝利した。

 湘南は愛媛から加入したFW表原玄太を中心に躍動感のあるサッカーを展開。前半4分、左サイドで仕掛けた表原のパスからFWジネイがPA手前中央で右足を振り抜く。だが、ゴール左を狙った低弾道のシュートはGK笠原昂史の好セーブに遭った。

 前半6分にはさっそく決定機。左サイドからのクロスをPA内右で受けたMF奈良輪雄太が丁寧に落とし、フリーで走り込んだ表原が右足でシュートを放つ。しかし、左ポストのわずか外側を通過した。

 表原は前半11分にも積極的に仕掛け、PA手前やや左でDF内田航平のファウルを誘発。いい位置でFKを獲得した湘南は同12分、セットされたボールの前に左キッカーのMF秋野央樹、右キッカーのMF菊地俊介が立ち、さらにゴールに背を向ける格好でFW山田直輝とMF高山薫が並んでボールを隠す。最初に左キッカーのMF秋野央樹が蹴るふりをしてボールを通り過ぎると、相手の注意を引き付けた上で高山が右に少しボールをずらす。意表を突いて助走を始めた菊地が近距離から右足を豪快に振り抜くが、惜しくもシュートは右ポストに嫌われた。

 一時は水戸にペースを奪われる時間帯もあった湘南だが、再び主導権を握ると、前半26分に表原がPA内左で相手DFを縦へのドリブルで振り切り、左足でパンチのあるシュート。しかし、GK笠原にストップされ、前半はスコアレスで折り返した。

 湘南は後半も攻勢を続け、先制点の雰囲気も漂う中、後半21分についに均衡を破る。表原のシュートがブロックされて右CKを獲得し、途中出場のFW下田北斗がキッカーを担当。湘南の選手たちはニアとファーの2箇所に固まりを作っていたが、下田がボールを蹴ろうとしても選手たちは止まったまま動かない。下田が左足で低いストレート性のボールを送ると、そのタイミングでファーの密集からマークを外して回り込むように中央へ走った菊地が右足で合わせる。相手DFをかすめたシュートがゴール左に決まり、湘南が先制に成功した。前半のトリックプレーではポストに当ててしまった菊地だが、ここでしっかりと仕留めてみせた。

 終盤は1点を追いかける水戸が反撃を仕掛ける。しかし、MF船谷圭祐の高精度のキックなどでチャンスを作りながらもネットは揺らせない。湘南も追加点を狙い、後半44分には市立船橋高から新加入のDF杉岡大暉が右クロスを送るが、中央の味方には届かず。それでも湘南は1-0のまま逃げ切り、J1復帰へ好スタートを切った。


●[J2]第1節 スコア速報