マレーシアのクアラルンプール国際空港で、北朝鮮の金正男氏が神経剤VXで殺害された出発ロビーを調査する危険物処理班(2017年2月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】マレーシアのクアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur international Airport)で26日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏が猛毒の神経剤で殺害された現場となったターミナルの安全が確認された。

 防護服に身を包んだ当局職員らは、正男氏の殺害という大胆な犯行の現場で毒物が残っていないかなどの調査を行った。VXは致死性が非常に高く大量破壊兵器に分類されている。

 調査のため警察は、正男氏が襲われた出発ロビーの広いエリアを封鎖。同氏が襲われた場所や容疑者の女2人が手を洗った洗面所、空港内の診療所までの通路などで調査が行われた結果、有害物質は発見されず安全が確認された。

 同空港では、正男氏が殺害されてから2週間近くもたってから安全確認作業が行われたことに首をかしげる利用客もいた。
【翻訳編集】AFPBB News