日本製のカメラは、中国において絶大な信頼を得ている。中国メディアが日本の技術力の高さを紹介する文章には必ずと言っていいほど、日本のカメラメーカーの名前が出てくる。ニコンもその1つだが、中国メディア・今日頭条は24日、「100年の歴史を持つカメラの金字塔が崩壊しようとしている」と同社の状況を伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本製のカメラは、中国において絶大な信頼を得ている。中国メディアが日本の技術力の高さを紹介する文章には必ずと言っていいほど、日本のカメラメーカーの名前が出てくる。ニコンもその1つだが、中国メディア・今日頭条は24日、「100年の歴史を持つカメラの金字塔が崩壊しようとしている」と同社の状況を伝える記事を掲載した。

 記事は、今年がニコンの創立100周年に当たることを紹介する一方で「その年齢の如く、夕日が傾く状態だ。2016年の業績が、大きく悪化したのだ」と伝えた。そして、同社が発表した財務報告で昨年4月1日から12月31日までの純利益がマイナス8億3100万円となったことを紹介した。

 また、ニコンの中国法人がサイト上で高級コンデジ機のDLシリーズを、「収益を考慮した」結果発売停止すると発表したことを伝えている。そのうえで、業界関係者からは「ミラーレス一眼カメラではソニーに、一眼レフカメラではキヤノンにかなわず、業績が年々悪くなっている」との指摘が出ているとした。さらに、スマートフォンのカメラ機能がより強化されていることで、デジタルカメラ自体が斜陽産業化しているとの分析もあると伝えている。

 記事は最後に「あなたは普段、単体のカメラを使いますか」との問いかけで締めくくっており、記事に対するネットユーザーのコメントもその回答が大半を占めている。「職場でインスタントコーヒーが重宝されるように、人は便利で楽な方に流れていくもの」、「プロや愛好者以外は買わないから、経営が苦しくなるのは必然」といった意見もあったが、それ以上に「スマートフォンのカメラと単体のカメラは別物」として単体カメラを愛好するユーザーが多く見受けられた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)