警察官、56歳の一般女性に命を救われる(出典:http://www.sunherald.com)

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白人も黒人も関係ない。困っている人を見たら助けずにはいられない、すぐに体が動いてしまうという心優しい、そしてとても勇敢な50代のある女性。彼女の見事な行動で暴漢に襲われている警察官が救われた。このほど米ルイジアナ州のバトンルージュで…。

「私は買い物のため偶然その現場に車で通りかかっただけ。やるべきことをやったまでです。ビリーさんのことは新しい友人、家族が増えたように感じています。」

20日、記者会見の場でバトンルージュ署の警察官であるビリー・エイムさんと肩を寄せ合い、嬉しそうにそう話したのはヴィッキー・ウィリアムズ=ティルマンさん(56)。19日早朝、ビリーさんは大麻や吸引具を積んだ車をある駐車場に停めて寝入っていたルイジアナ州アルバニーのトーマス・ベネットという28歳の男に職務質問をした。するとトーマスはビリーさんから警棒を奪い取って彼の頭を激しく叩き、指に噛みついた上、ホルスターに手を伸ばしてビリーさんの拳銃を抜き取ろうとした。そこに現れたのがヴィッキーさん。トーマスに背後から飛び掛かり拳銃からその手を払いのけたという。

カール・ダバディー署長とともにヴィッキーさんに深い感謝の気持ちを述べたのは、バトンルージュ市長のシャロン・ウェストン・ブルームさんであった。「より良いコミュニティを築くために市民と警察の心は常に一緒であるべき。事件が起きた時、皆さんには見て見ぬふりをせず、是非ヴィッキーさんのように協力していただきたい」と呼びかけ、彼女の勇気ある行動を大きく称えた。

ヒールを履いて身長150cmちょっとという小柄なヴィッキーさんは、昼間は学校の食堂で働き、夜には清掃員としてオフィスビルへ。「周囲からは“tough cookie(手ごわいやつ)”と呼ばれています」と話す。すると署長は「小柄ながら実に大きなハートの持ち主。このコミュニティになくてはならない存在ですね。ヴィッキーさんには、うちで働いて頂きたいくらいです」とジョークを飛ばした。なおトーマスは大麻類の所持と暴行の罪で起訴が決まっている。

安全で平和な社会をと強く願うアメリカの女性たち。ニューヨークの電車の座席で若い男がリュックサックで隠しながらムスコを慰め始めたところ、1人の中年女性が立ち上がって「張り倒されたくなければさっさとこの電車から降りろ」と一喝した。またオハイオ州ではおばちゃんの鋭い判断と機転の利いた行動により、性犯罪者の車から17歳の少女が救い出されたケースもある。

出典:http://www.sunherald.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)