中国軍の専門家・趙国慶氏は深刻化する中国の大気汚染について、「ミサイルなどの対空兵器には影響しない」と表明した。写真は太原。

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2017年2月24日、解放軍報によると、中国軍の専門家・趙国慶(ジアオ・グオチン)氏は、深刻化する中国の大気汚染について「ミサイルなどの対空兵器には影響しない」と表明した。

趙氏は大気汚染のスモッグによる対空兵器への影響について、ネットを通じて以下のように回答した。

「スモッグは地上数百メートルから3キロ前後まで空を覆い、人口密集地や沿海地域の人々の生活に影響を与えている。一方、国際的に主流の防空兵器はレーダー探査システムを採用。雨や雪、霧などの気象、人間が発射した煙幕弾などの影響が受けないように作られている。スモッグの影響も受けることはない」

「しかし、射程の短い兵器の場合、光電探査や制御システムが厚いスモッグの影響を受ける可能性はある。追跡の距離を縮めた場合、射程目標を発見できない恐れも出る。光電設備は地上より空中で用いた方が影響は少ない。今後は無人機による空中監視が、スモッグの中の作戦展開に有利となるだろう」(翻訳・編集/大宮)