古河電工グループの古河AS(本社;滋賀県、古河オートモティブ・システムズ)は、新型マツダ・CX-5向けの「周辺監視レーダ」の開発に日本で初めて成功し、本格量産を開始したと発表しました。

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今回、古河ASが量産を開始する「周辺監視レーダ」は、先進運転支援システム(ADAS;Advanced Driver Assistance System)で必須の車載レーダで、従来からあるパルス方式に測角方式を加えて、データの安定性を向上させています。

近年の安全技術では、悪天候時でも車両後方や死角の障害物を検知できる「周辺監視レーダ」が注目されています。

これまで「周辺監視レーダ」では欧州製が大きなシェアを占めていましたが、今回の古河AS製の新型CX-5向け「周辺監視レーダ」は、日本製としては初の量産品。これにより、車両の開発段階から柔軟な対応が可能となりました。

今回開発した「周辺監視レーダ」は、パルス方式(パルス波を送信し、その受信波を検知することで、距離と相対速度を検知する方式)を採用しており、多彩な環境下で対象物を正確に認識することができます。さらに測角方式を工夫して、データの安定性を高めており、世界トップレベルの検知性能と安定性能を備えています。

(文:山内 博、画像:古河電工、写真:中里 慎一郎)

マツダ・CX-5の周辺監視レーダは、古河ASが開発した「日本初」の製品(http://clicccar.com/2017/02/26/446752/)