「イオンモール新小松」の外観イメージ

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流通大手のイオンは、「イオンモール新小松」(石川県小松市)を2017年3月24日9時にグランドオープンすると発表した。延床面積約8万3000平方メートル、総賃貸面積約6万3000平方メートルで、3層構造。総合スーパー「イオンスタイル新小松」を核店舗に、約160の専門店が入居する。北陸新幹線の新駅併設が予定されているJR北陸本線小松駅から南東約2km、北陸の空の玄関口である小松空港から約5kmというロケーション。

食の充実が目を引くモール

石川県は北陸一のイオン王国だ。市内には1991年開業のイオン小松店があり、南隣の加賀市にもイオン加賀の里店がある。モール形態の店舗はイオン御経塚ショッピングセンター(野々市市)とイオンモールかほく(かほく市)の2店舗で、どちらも県中部に立地する。一方で福井県にはイオン系の複合型商業施設が存在しない。石川県南部に出店するイオンモール新小松は福井からの集客も狙う。

地域最大級の商業施設として「北陸初」「石川県初」を強く打ち出すイオンモール新小松。2核1モール型の施設としては北陸初となる3層吹き抜けの建物で、商業施設内に設置されるものとしては国内最大級となるLEDビジョンを導入する。

国内のモールでおなじみの3ブランド「ジーユー」「H&M」「ZARA」は、それぞれ売り場面積1900〜2000平方メートルで出店する。レディースブランドの「ORBENE」「Lilou de chouchou」、メンズの「confirm」「ILL'S」、セレクトコスメの「ALBION DRESSER」、カバン・ハンドバッグの「SAC'S BAR PLUS」、アクセサリーの「アマトーネアクセソリーオ」はいずれも北陸地方初上陸。地元企業の誘致にも力を入れており、レディスのセレクトショップ「カルネ」やライフスタイルグッズの「PARIS JULIET」は地元石川県のショップだ。

食に関する店舗はモール全体の約3割を占める。西側1Fにレストラン街「小松食回廊」、その2Fにフードコート「Food Forest」を配置。両ゾーンは吹き抜けでつながっており、開放感のある空間で客をもてなす。またイオンスタイル新小松の1F前には、地元の名店13店舗で構成する食物販ゾーン「Komatsu Marche」がある。

石川県民は「外食好き」「すしのレベルが高い」としばしば指摘される。そんな地元民の熱視線を集めているのが、立ち食いスタイルで厚切りの炭焼きステーキを味わえるとメディアで話題の「いきなり!ステーキ」、8番らーめんの新業態「8番らーめんエキスプレス」、そしてローストビーフ丼専門店「ローストビーフ星」だ。食通も満足する飲食店がそろう。

イオンスタイル新小松の食品ゾーンは、新しい価値提案が詰まった売り場だ。橋立漁港直送の地獲れ鮮魚や北陸の鮮魚を使用した寿司コーナー、小松市近郊の農家が栽培した新鮮野菜、イオン直営農場の野菜や果物、北陸の銘菓・地酒を集めた。さらに約40種類の和洋中量り売り総菜の対面コーナー、初導入の「カレーバー」、「加賀フルーツランド」の果物を使ったジュースなど、手軽に、気軽に食べられる「即食」商品を数多く取りそろえる。

3Fの「イオンシネマ」は、総座席数1100席、大小7つのスクリーンを有するシネマコンプレックス。新作映画・話題作品はもちろんのこと、コンサート・スポーツのライブビューイングや演劇・アニメも幅広く上映する。