MF中村憲剛はゴール後、空高く“ジャスティスポーズ”を突き上げた

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[2.25 J1第1節 大宮0-2川崎F NACK]

 今季版、新ゴールパフォーマンスが飛び出した。1ゴール1アシストの活躍を見せた川崎フロンターレのMF中村憲剛は、FW小林悠とともに勝利の立役者となった。新旧キャプテンの息のあったコンビネーションから生まれた2得点。

 まずは後半21分、右足から繰り出した正確なCKで小林の先制点をお膳立てすると、後半アディショナルタイム2分、PA内右の小林から送られたグラウンダーのクロスに反応。素早く走り込むと、今度は利き足とは逆の左足で流し込み、ダメ押しゴールを決めた。

 得点後には公約を果たした。お笑い芸人、サンシャイン池崎(35)の絶叫ギャグとして知られる「ジャスティス!!」のポーズを左手で突き上げ、喜びを表現。2月5日深夜に放送された「やべっちF.C.」(テレビ朝日系) の中で決まった“空前絶後の”ゴールパフォーマンスだ。開幕節でのお披露目となり、「5〜6試合経っていたら(ゴールへのプレッシャーで)眠れないくらい神経質になっていた」と笑いを誘った。

 辛くも勝ち点3をつかんだが、攻撃はなかなか機能しなかった。この日は22日のACLグループリーグ第1節水原三星戦(1-1)から前線4人のポジションが全て変更。MF家長昭博を1トップに、2列目はMF阿部浩之が左SH、小林が右SH、中村がトップ下で先発した。前半途中から家長と小林が位置を入れ替えたものの流れは変わらず、選手交代から攻撃のリズムをつかんだ。

「内容的にはまだまだ。その中でも、したたかにセットプレーで1点を取って、しっかり守って、最後に隙をつく。こういう戦い方が必要になってくる」。新戦力の2人には「慣れていくしかない」とフィットするまで時間が必要であることを強調し、苦しみながらも結果を残したことにポジティブな評価を与えた。

 川崎Fは3月1日にACLグループステージ第2節のイースタンSC戦(旺角)、5日に第2節鳥栖戦(等々力)を控えている。「泥臭い試合だったけど、しっかりと勝ったのは新チームにとって大事なこと」。過密日程が続くチームに勢いがつく開幕白星。背番号14の“ジャスティスポーズ”とともに、新生フロンターレのシーズンが始まった。

(取材・文 佐藤亜希子)
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