異例のオンライン嘆願キャンペーンが話題に 写真提供:アマナイメージズ

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 アカデミー賞のアフターパーティをトランプ政権に対する反対集会にすべきだというオンライン嘆願キャンペーンが話題を集めていると、米LAウィークリー紙が報じた。

 トランプ大統領がテロ対策を理由にシリア難民の受け入り拒否と、イランやイラクなどイスラム圏7カ国からの入国を一時禁止にする大統領令に署名したことをきっかけに、「セールスマン」で外国語映画賞にノミネートされているイランのアスガー・ファルハディ監督がアカデミー賞授賞式への欠席を表明する事態に発展。その後、連邦地裁による入国制限差し止め措置の取り消しを求めたトランプ政権側の上訴を、連邦高裁が却下したことにより、入国管理は元通りになっているものの、ハリウッドのクリエイターやセレブリティの多くがトランプ政権への批判を口にしたり、デモに参加したりしている。

 先日、ファルハディ監督が所属するハリウッドの有名エージェンシー、ユナイテッド・タレント・エージェンシー(UTA)が、アカデミー賞前の恒例となっていたパーティを、移民支援のための資金集めパーティに切り替えると発表したばかり。そんな中、米オンライン嘆願書サイトCare2に「バニティ・フェアにお願い。トランプに抵抗するために、アカデミー賞パーティを資金集めの集会に変えて」というキャンペーンがアップされた。

 バニティ・フェア誌が主催するアカデミー賞のアフターパーティといえば、アカデミー賞出席者やセレブリティが多く参加する、ハリウッドでもっとも豪華なイベントとして知られている。キャンペーンでは、政府などにより言論の自由が侵害されている個人や団体に弁護士のサポートを提供するNGO団体アメリカ自由人権協会(ACLU)への寄付金集めのイベントに変えようと提案。現時点ですでに2万人以上の署名が寄せられているが、バニティ・フェア誌はノーコメントとしている。