浦和加入後初スタメンで2発のR・シルバ、敗戦も手応えを実感「日に日に良くなってきている」

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 両チームを通じて最多7本のシュートを放った。特に圧巻だったのは後半に入ってから。放った6本のシュートのうち、2本をゴールに沈めた。

 まずは1点目。0−1で迎えた63分、関根貴大の右からのクロスに対して中央からニアへ興梠慎三が相手DF2人を引き連れると、ラファエル・シルバは胸トラップでボールを頭上に浮かして相手DFをかわし、落ちてきたボールを右足でゴールに流し込んだ。「シンゾウがうまい形でニアでDF2人を引き付けてくれたことで、僕がいい形でトラップできて、うまくゴールに押し込むことができた」

 巧みな技術で真っ赤に染まったアウェー側スタンドを沸かすと、その2分後、まだ同点の余韻が冷め切らぬ中、今度は柏木陽介からのロングボールを頭で合わせた。「ヨウスケが中央で起点を作ってくれて、裏へ抜ける僕の動きに気付いてくれたことで、ヨウスケの素晴らしいフィードを受けることができて、僕も落ち着いてゴールを決めることができた」と、あっという間の逆転劇を披露した。

 今シーズン、アルビレックス新潟から完全移籍で加入。キャンプ中にケガを負い、18日に行われたFUJI XEROX SUPER CUPを欠場。AFCチャンピオンズリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦で復帰し、まだまだコンビネーションがパーフェクトとは言い難い。それでも、「日に日に良くなってきていると思うし、試合を重ねるごといい形にできていると思う。レッズは能力が高く、正しい判断を即座にできる選手が多いので、一緒にプレーしやすい選手たちばかり」と手応えを口にする。

 名刺代わりの移籍後初ゴールを含む、自身2ゴールの活躍でチームは流れを取り戻し、一時は逆転に成功するも、その後2失点を許してチームは敗戦。「非常にタフな試合で、相手に関しても僕らに関しても多くのチャンスを作れた内容だった。残念ながら、こういう結果になってしまったが、我々としては悪い内容ではなかった」と顔を上げた。