22日、韓国未来創造科学部が宇宙開発技術に関する2040年までの中長期計画を発表したが、これによると、これまで2020年を目標としていた独自技術による月探査は延期が避けられない見込みとなっている。資料写真。

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2017年2月22日、韓国未来創造科学部が宇宙開発技術に関する2040年までの中長期計画を発表したが、これによると、これまで2020年を目標としていた独自技術による月探査は延期が避けられない見込みとなっている。韓国・KBSテレビなどが報じた。

韓国で進められている発射体の独自開発は現在、その核心となるエンジンの燃焼試験の段階まで来ている。しかし未来創造科学部は、これまで行ってきた人工衛星や発射体などの開発を通して技術単位の分析や開発戦略の策定が不足していたとの反省を得、このほど中長期にわたる具体的なロードマップを作成した。何より無理なスケジュールに固執するのではなく、事業推進の過程で得られる高度な技術確保という「実利」を優先とする姿勢に切り替えたのだ。

こうして策定された計画によると、独自技術による「韓国型発射体」の発射実験は来年10月に延期、これと直結する月探査事業も2020年からの遅れが避けられないものとみられている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは、「宇宙開発は人類全体のためのプロジェクトだ。韓国独自に進めるより、他国と協力して人類全体としての科学技術と資源開発に向けて協力することが望ましい」「米国など先進国はすでに月より火星の探査計画をしている。韓国のような小さな国が、また同じ開発テーマを目指すのは投資の効率性の面からも望ましくない」など、独自開発にこだわる姿勢に疑問を呈する意見が寄せられた。また、「作り方が分からなければ北朝鮮に聞いてみろ」「北朝鮮から技術者を連れてきたら?」など自虐的な声もあった。(翻訳・編集/三田)