ショートプログラム(SP)の2位から順位を落とし、メダルを逃した本郷理華【写真:Getty Images】

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冬季アジア大会、SP2位発進も…「最初のジャンプで『やっちゃたな』と」

 冬季アジア大会は25日、フィギュアスケート女子のフリーが真駒内公園屋内競技場で行われ、日本勢で唯一出場の本郷理華(邦和スポーツランド)は100.39点で合計161.37点となり4位。ショートプログラム(SP)の2位から順位を落とし、メダルも逃した。韓国のチェ・ダビン(韓国)が合計187.54点で金メダルを獲得した。

 滑り終えた本郷の表情は、晴れなかった。「最初のジャンプで失敗して、『やっちゃったな』と思って、切り替えなきゃいけなかったけど、そこからミスが続いてしまった。このような演技をして情けない」。ジャンプのタイミングが合わず、序盤で失ったリズムを取り戻せないまま、精彩を欠いた。メダルすら手にできず、演技後は涙をこらえるようにして取材に対応した。

 坂本花織のインフルエンザによる欠場のため、日本勢唯一の出場。23日のSPではジャンプで1度転倒しながら0.32差で2位と優勝も射程圏につけていた。四大陸選手権は10位。わずか1週間で連戦も重なり、動きも重かった。「自分の弱いところが出た。ジャンプ以外のところで、どう跳べばいいか考えすぎてしまっていることが改善点」と課題を挙げた。

 日本ではエース・宮原知子、200点超えで四大陸選手権を制した17歳の新星・三原舞依ら競争は激しい。本郷自身は苦しいシーズンを送っているが、1年後に迫った平昌五輪へ向け、「去年と同じように気持ちをもってやっているけど、うまくいっていない。オフに入ったら、イチからやり直す。今季よりもっと成長しなきゃいけないところはたくさんある。ジャンプの基礎から見直していきたい」と必死に前を向いた。