シリア第3の都市ホムスにある広場で、検問所の警備に当たる治安要員(2017年2月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】シリアで政権側が掌握してきた同国第3の都市ホムス(Homs)で25日、治安部隊の基地2か所を狙った自爆攻撃があり、42人が死亡した。国営テレビや監視団体が伝えた。シリア内戦の終結を目指してスイス・ジュネーブ(Geneva)で開催されている和平協議への影響が懸念される。

 英国に拠点を置く非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表によると、襲撃犯は少なくとも6人で、うち何人かが政府の治安部隊及び軍情報機関の本部近くで自爆した。攻撃があったのはグータ(Ghouta)地区とマハタ(Mahatta)地区。

 国営テレビは、ホムスの軍情報機関トップでバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領の側近とされるハッサン・ダーブル(Hassan Daabul)大将が死亡したと報じている。事件を受け、治安部隊はホムス中心部を封鎖した。

 ホムスは2014年5月に国連(UN)の仲介による停戦協定で反体制派が中心部から撤退して以来、政権側が完全に掌握してきたが、以降も爆破事件は繰り返されている。
【翻訳編集】AFPBB News