【警告】清水=フレイレ(33分)、六平(53分)、松原(78分) 神戸=藤田(26分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】田中順也(神戸)

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[J1・1節]清水0-1神戸/2月25日/アイスタ
 
【チーム採点・寸評】
清水 5.5
攻守とも組織として機能していたが、わずかな隙を突かれて敗戦。アタッキングサードから先の展開に乏しかった攻撃面に小さくない課題が残った。

【清水 0-1神戸 PHOTO】こぼれ球を橋本が決勝点!清水はJ1復帰戦を飾れず。
 
【清水|採点・寸評】
GK
13 六反勇治 6
悲観すべきパフォーマンスではなかった。失点場面では、直前に放たれた渡部のヘディングシュートを一度は阻止するなど、安定感はあっただけに1失点だけが悔やまれた。
 
DF
7 六平光成 6
気を窺った積極的なオーバーラップで攻撃に厚みを加える。鄭に合わせた14分のクロスをはじめ、度々チャンスに絡んだ。
 
3 犬飼智也 6
一つひとつのプレーに迷いがなく、最終ラインの防波堤となる。レアンドロや田中順らとのマッチアップでも決して引けを取らなかった。
 
45 角田 誠 6
ポジショニングやカバーリングの判断とも問題は見られず、手堅い守備で貢献。集中を切らさず、最終ラインを引き締めた。
 
25 松原 后 6
大森、高橋峻とのマッチアップでは球際での強さを前面に披露。J1でもその実力が通用することを証明した。
 
MF
17 河井陽介 6
フレイレと上手く補完関係を築きながら中盤をそつなくカバー。時折前線に顔を出し、攻撃にアクセントも加味した。
 
44 フレイレ 6(83分 OUT)
空中戦や球際での競り合いでは、持ち前のフィジカルで敵を封じた。セットプレーでも存在感を示せれば、「怖い存在」になり得る。
 
14 野津田岳人 5(64分 OUT)
清水でスタメンデビューを果たすも、本領発揮とはならなかった。度々チャンスには絡んだが、味方との連係面や技術的な部分に課題を残す。
 
10 白崎凌兵 5
「なかなかボールに触れなかった」と自ら反省するように、課題が残る出来に。テクニックで相手をかわすプレーを、決定機に結び付けたかった。
FW
30 金子翔太 6
前線からの守備で貢献。相手のボールホルダーに対し、鋭くプレスをかけカウンターにつなげた働きは、実に効果的だった。
 
9 鄭 大世 6
前線でボールを収め、果敢にシュートを狙うだけに止まらず、自陣深くまで戻り守備にも参加。攻守両面で存在価値の高さを示した。

交代出場
FW
11 村田和哉 6(64分 IN)
敵陣にスペースがなく、見せ場は限られた。そのなかでも、アグレッシブに仕掛け続けた姿勢は評価したい。
 
FW
23 北川航也 5(73分 IN)
1点を追う状況でピッチに立つも、シュート0本に。レギュラー奪取にはやや物足りない出来だった。
 
MF
22 枝村匠馬 ―(83分 IN)
疲れの見え始めたフレイレに代わってボランチを務めたが、出場時間が限られアピール不足に。次節以降の奮起に期待したい。
 
 
監督
小林伸二 5.5
タレントを揃える神戸とほぼ互角に渡り合ったが、決め手を欠いた印象も。交代カードで流れを変えられなかったのも痛かった。
【チーム採点・寸評】
神戸 6.5
組織を崩さず、相手の出方を窺いワンチャンスを生かしたあたりに貫禄が感じられた。最後まで集中を切らさず、勝点3を持ち帰れたのはなにより大きい。
 
【神戸|採点・寸評】
GK
18 キム・スンギュ 6
決定的なピンチはなく、落ち着いてゴールを死守。ハイボールへの対応も難なくこなし、終始プレーは乱れなかった。
 
DF
6 高橋峻希 6
縦への鋭い突破を披露する場面は限られたが、攻守ともで一定水準のプレーは見せた。守備の局面では、出足の鋭いタックルが効いていた。
 
5 岩波拓也 6.5
打点の高いヘッドでことごとくロングボールを弾き返す。とりわけ、鄭とのマッチアップは見応えがあった。
 
3 渡部博文 6.5
守備の要として堂々と振る舞う。自陣でボールを奪われヒヤリとする場面もあったが、CKから決勝点をお膳立て。汚名を返上した。
 
22 橋本 和 6(75分 OUT)
CKの流れから殊勲の決勝点を奪取。終盤はやや疲れが見えたが、手堅い守りで左サイドを安定させた。
 
MF
14 藤田直之 6
攻守のリンクマンとして機能。特筆すべきプレーはなかったとはいえ、パスやクロスの質で違いを見せた。
 
7 ニウトン 6
個の強さを武器に中盤の攻防を制す。的確な判断を利かせながら相手の隙に突け入り、ピンチを未然に防いだ。
 
29 大森晃太郎 5(72分 OUT)
何度かドリブル突破を図ったが、チャンスには結び付かず……。時間の経過とともにボールに触る回数が減り途中交代に。
 
19 渡邉千真 6.5
攻撃ばかりにとらわれず、ディフェンスにも奔走。攻守にピッチを駆け回るその姿は、実に頼もしかった。
FW
11 レアンドロ 5(64分 OUT)
キープ力の高さは際立ったが、敵の厳しいマークに苦戦。後半途中に脚を負傷し、無念の途中交代となった。
 
MAN OF THE MATCH
21 田中順也 6.5
決勝点につながったCKの場面だけでなく、流れのなかでも存在感を発揮。状況に応じ果敢にプレスを仕掛けるなど、チームプレーも忠実にこなした。

交代出場
FW
33 大槻周平 5(64分 IN)
レアンドロの負傷交代に伴い、急遽途中出場。前線でパスを引き出せず、見せ場はほぼなかった。
 
FW
13 小川慶治朗 6(72分 IN)
チャンスにはつながらなかったが、細やかなドリブルで脅威に。限られた時間のなかで、随所に効果的なプレーを示した。
 
MF
23 松下佳貴 6(75分 IN)
左SBに入り、サイドを安定化。終盤には鋭いインターセプトから、カウンターの起点にもなった。
 
監督
ネルシーニョ 6.5
ボールを支配されても慌てず、数少ないチャンスを生かして勝点3を奪ったのは見事。悲願のタイトル奪取へ、幸先良いスタートを切った。
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。