2017年中のフルモデルチェンジが囁かれている日産ジュークも、女神湖で開催された氷上・雪上試乗会で試乗車が用意されていました。

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コンパクトSUVを謳うモデルが多くなっていますが、全長4135mmという短めの全長(全幅は1765mm)は、狭い場所での駐車や取り回しで助かるだけでなく、氷上では比較的軽い車両重量(FFは1200kg〜1300kg、4WDは1390〜1410kg)がどういう効果を発揮するでしょうか。

氷上スキッドパッドで「ジューク16GT FOUR」を、氷上外周路でスパルタンな「ジュークNISMO RS」に試乗、ともにトルクベクタリング付4WDの「ALL MODE 4×4-i」。エクストレイルなどにも搭載されている「ALL MODE 4×4-i」は、前後輪のトルク制御に秀でていますが、トルクベクタリング付は、コーナリング時にリヤの外輪側にトルクを増すことでヨーを発生させ、スポーティなハンドリングを得るというもの。

4WDや電子制御よりも雪上、氷上で肝心要となるスタッドレスタイヤは、ブリヂストン・ブリザック「VRX」で「16GT FOUR」が215/55R17、「NISMO RS」が225/45R18サイズが装着されていました。


 

前後トルク配分は「100:0」から「50:50」まで可変させることが可能で、後輪左右トルク配分は「100:0」から「0:100」まで制御できます。トルクベクタリングはオンロードでの曲がりやすさが身上といえそうですが、氷上での効果も気になるところ。

滑りやすい氷上では、横滑り防止装置のVDCのオン/オフによる挙動変化が非常に分かりやすいですが、正直、氷上でトルクベクタリングを強く実感できる速度域でコーナリングを試すことはできませんでした。

外周路で確かにアンダーが出にくいのは軽くてコントロール性に優れるためなのか、それほどの速度域でなくても後輪左右のトルク配分の恩恵を得ていたのか、その両方なのかは断言できませんが、雪上だけでなく氷上でも比較的軽いことは有利というのを再確認できました。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久、塚田勝弘)

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