3年ぶりのJリーグ復帰戦となったMF高萩洋次郎(右)

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[2.25 J1第1節 鹿島0-1FC東京 カシマ]

 3年ぶりのJリーグ復帰戦を白星で飾った。FC東京のMF高萩洋次郎はダブルボランチの一角としてフル出場。前半37分に積極的にミドルシュートを放つと、中盤の守備でも体を張るなど、攻守に奮闘した。

「守備では我慢強く失点ゼロで終えることができた。最後、林が止めてくれた場面もあったし、失点ゼロで試合を進めたから、この勝利があったと思う」。後半14分、FWペドロ・ジュニオールの決定機はGK林彰洋がビッグセーブ。それ以外では大きなピンチを招くことなく、完封で締めくくった。

「このチームは守備がしっかり安定できるチーム。こういう戦いができれば、勝ち点を積み上げていけると思う」。今オフに補強した林に、センターバックは日本代表コンビのDF森重真人、DF丸山祐市。ディフェンスの中央を実力者が固め、その前方に高萩が構えた。

 下部組織から育った広島を14年シーズン限りで離れ、15年1月からはウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)、同年6月からはFCソウル(韓国)でプレーした。3年ぶりとなる国内復帰戦でのプレーについては「僕のところで奪われて失点になりそうな危険なシーンもあった。そういうのをなくさないといけないし、攻撃ではもう少し起点になれるようにしたい」と満足しなかったが、勝利という結果には手応えをつかんでいる。

「シーズンは長いので、これからも勝ち点3をどんどん積み重ねていきたい。その中で開幕戦で勝ち点3を取れたことは大きい。いいスタートを切れたし、選手の気持ち的にも少し楽になると思う」。大型補強で注目されるFC東京。その舵を取る背番号8の表情に安堵の色がにじんだ。

(取材・文 西山紘平)


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