“感性アイドル”BEATWIN、デビュー4年目を迎え「誰かの光になりたい」

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2014年デビュー後、決して短くはない空白期を過ごし、メンバーの変動も経験した。全員で所属事務所を移ったこともある。確かに容易ではない道だったが、彼らは黙々と歩いた。ボーイズグループBEATWIN(ソニョク、ヨンジョ、ジョンハ、ユヌ、ソンホ) の話だ。

いつのまにかデビュー4年目を迎えた。2017年、新年が明けてもう2ヶ月、BEATWINはすでに2度のカムバックを重ねた。アイドル飽和状態で、毎月のように“カムバック大戦”が繰り返されている状況についてBEATWINは「僕たちがカムバックした時、いつも“カムバック大戦”だった。今では何とも思わない」と淡々と話した。そして「その中で、僕たちがやるべきことに集中し、僕たちの色を見せればいいのだ」という心構えまで加えた。

デビュー4年目のBEATWINをまだ知らないなら、聞かせる話は多い。

―12月の「太陽が昇れば」以降、空白期なしですぐカムバックした。

ソニョク:嬉しい。休む暇はなかったが、その分ファンの方々とたくさん会えることができて嬉しかった。

ソンホ:「Don't Leave」は「太陽が昇れば」の活動をしながら同時に準備した。幸せだった。デビュー当初は空白期が少し長かった。常に活動をやりたくて仕方がなかったので、今は幸せに活動している。

―デビュー後初めてバラードをタイトルに掲げた。

ユヌ:「太陽が昇れば」と「Don't Leave」と同時に準備したが、2曲とも良かった。タイトルを1曲に絞ることができず「太陽が昇れば」を先に披露し、続いて「Don't Leave」で活動しようと決めた。

ソニョク:「Don't Leave」は初めて聞いたとき、まるでドラマのOSTを聞いてるかのように、何かのワンシーンが描かれるような雰囲気だった。

ジョンハ:退勤する時、バスの中で聞くといい曲だと思う。是非聴いてほしい。

―BEATWINの音楽は、ダンス曲でありながらも叙情的な雰囲気を多く受けた。

ソニョク:今回のアルバムだけでなく、いつも感性的な面をたくさんお見せしたかった。“感性アイドル”という修飾語に相応しい姿を、これからもお見せしたい。

―タイトル曲と同じくらい良い収録曲が多い。BEATWINが挙げる最高の収録曲は?

BEATWIN:「Your Girl」の活動当時、一緒に収録された「Broken」(2ndミニアルバム「COME TO ME」の収録曲)!

ソンホ:メロディ自体が悲しみに濡れ、泣き叫ぶような曲だ。“あぁ”というフレーズに感情を込めて歌った。

ソニョク:ポップで洗練された歌だ。

―2月、カムバック大戦である。多くの歌手がカムバックしていたり、控えている。

ジョンハ:僕たちは、活動のたびにいつもカムバック大戦だった。今では何とも思わない。(一同笑)

ユヌ:僕たちは、やるべきことに集中し、僕たちの色を見せればと良いと思っている。

ソニョク:先輩・後輩、同僚の歌手たちと一緒に活動できることを光栄に思っている。その中で僕たちの色をお見せしたい。

―デビュー4年目に入った。

ユヌ:それほど時間が経っていないように感じるが、4年目に入った。

ソンホ:僕は未成年の時にデビューをしたが、今では成人だ。年を取ったという感覚がある。

ソニョク:デビュー4年目、実感がない。変わったことと言えば、余裕ができたことだ。活動期間に比べて認知度が高い方ではない。しかしながら、それだけ発展の可能性が高い。「太陽が昇れば」の活動から多くの人に知られるようになった。もっと努力すれば、また良い機会があるのではないだろうか?

ヨンジョ:実際、少しずつ成長している。今後が期待できる。

ジョンハ:行動一つ一つ、もう一度考えるようになった。仕事に対する責任感もより大きくなった。

―最近ではアイドルグループのユニット、またはソロ活動が増えている。

ユヌ:ジョンハ兄さんとのデュエット曲をアルバムに収録したことがある。自作曲だった。ミックステープを作成してSNSに掲載したこともある。ラッパーとして、ひと味違う姿をお見せしたい。ボーカルのメンバー3人も、ユニット曲をアルバムに収録したことがある。今後も多様な姿をお見せするだろう。

―内面が成長しただけ、スタイルも大きく変わった。落ち着いた印象だ。

ジョンハ:気軽なイメージをお見せできるようになった。

―ジョンハは、自身のロングヘアスタイルについてどう思った?

ジョンハ:髪が長い女性に嫌がられるんじゃないかと感じた。歌う時に口に入る場合もあるし(笑) 最初にロングにすると決まった時は、先が見えなかった。母親に知られたら大変なことになるかもと思った。変わった姿を見てすぐに電話がきた。「こんなことさせようと息子を生んだのか…… 」って(一同笑)

―他のメンバーは今のスタイリングは気に入ってる?

ユヌ:以前までは髪の色を派手にしていた方だった。今は、落ち着いたヘアスタイルが気に入っている。

―日本での活動を活発にした。どのような活動をし、またどんな成果を得たのか自慢してみよう。

ユヌ:韓国デビュー前から日本での活動をしていた。韓国での活動が終われば、その間に日本のアルバムを出して公演などを開催した。

ソニョク:オリコンチャート13位まで上がり(2015年12月シングル「シェキラ」がオリコンデイリーチャート13に進入)、タワーレコード渋谷店チャート2位(前記と同じアルバムで記録) にもなった。

―日本のファンたちの愛を感じた瞬間はある?

ジョンハ:僕たちが舞台で少しでも具合が悪そうに見えると、薬をくれることもある。

ヨンジョ:日本料理が口に合わないかもと、韓国料理も用意してくださった。

ソンホ:長期公演をすると、どうしても体力的に続かなくなってしまう。ファンの方々に会うと、いつもそれについて考えてくれて「大丈夫?」と尋ねてくださる。

―日本で愛されるほど、韓国でももっと愛されたいという気持ちになっただろう。

ソニョク:日本デビューが先だったので、認知度の違いもある。韓国では「太陽が昇れば」から、世間の方々がたくさんの関心を持ってくれた。最近になって、音楽が良いという評価をたくさん聞いた。韓国でも、もっと愛されると思う。

―今回の活動で成し遂げたい目標はある?

ユヌ:韓国の音源チャート50位内に入りたい。また、曲に対する好評価をたくさんもらいたい。

ヨンジョ:年末の授賞式に行ってみたかった。デビュー4年目なのに、まだ年末の授賞式に行ったことがない。今年は絶対! 年末のステージに立ちたい。

― 2017年、BEATWINの抱負。

ユヌ:5人全員が一緒に成功して、また誰かの光となってロールモデルになるような、そんな一年になってほしい。