【警告】横浜=マルティノス(18分)、天野(31分)、松原(69分) 浦和=R・シルバ(25分)、青木(56分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】齋藤 学(横浜)

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[J1リーグ第1節]横浜 3-2 浦和/2月25日/日産スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
 序盤は押し込まれる展開も、齋藤&バブンスキーのコンビで幸先良く先制。後半は、わずか3分間で2失点を喫したのは、堅守を伝統とするチームとしては大いに反省すべき点。ただ、途中出場のH・ヴィエイラ、前田のゴールで勝点3を掴み取る勝負強さは評価したい。

 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6.5
素早いフィードや滞空時間の長いキックなど、後方から巧みに時間を使いながら、チームにリズムをもたらす。2失点を喫したが、ビッグセーブ連発で逆転勝利に大きく貢献した。
 
DF
27 松原 健 6
対面の宇賀神に対しては、マルティノスと上手く受け渡しながら対応。攻撃面では、期待されたオーバーラップとクロスは少なかった。
 
22 中澤佑二 6.5
R・シルバのファウルを誘った自陣エリア内での切り替えしから、コンディションの良さがうかがえる。前に出る守備で興梠を抑え込むなど、熟練のディフェンスで39歳の誕生日を勝利で飾る。
 
34 ミロシュ・デゲネク 6
球際での強さを披露し、相手に簡単に前を向かせず。積極的なフィードで攻撃陣を前向きにさせる。R・シルバにあっさりとかわされる場面もあったが、終盤の相手のパワープレーに対しては頼りになった。
 
13 金井貢史 6.5
攻撃参加は控えめだった印象だが、その分、安定した守備でピンチの芽を摘んだ。ひとつ前の齋藤を走らせるパスは、ふたりの連係の良さを感じさせた。
 
MF
5 喜田拓也 6
天野と比べると、あまり動きすぎず中央にどんと構え、フィルター役を全う。相手の2シャドーに粘り強く食らいついた。
 
14 天野 純 5.5
攻守両面に顔を出して、要所でプレーに絡む。ただし、“デュエル”が物足りずボランチとしての守備力に疑問符。
 
20 マルティノス 5.5
宇賀神と激しいマッチアップは見応えあり。しかし、この日は相手に捕まる場面が多く、思うように局面を切り崩せなかった。
 
33 ダビド・バブンスキー 6.5(81分OUT)
齋藤のお膳立てから、チームを勢いに乗せる移籍後初ゴールで貴重な先制点をゲット。中村俊輔と比べれば、まだ軸となり得ていないが、両サイドを走らせるパスは悪くなかった。
 
MAN OF THE MATCH
10 齋藤 学 7
「カウンターから齋藤学の突破」が今季もチームの重要なオプションに。タイミングをずらしたマイナス気味のパスで、バブンスキーの先制点と前田の決勝点をアシスト。キャプテンとして責任感あるプレーでチームを牽引し、勝利に導いた。

【横浜3-2 浦和 PHOTO】終盤の逆転劇で横浜が浦和を撃破!
FW
17 富樫敬真 5(71分OUT)
ひと言でいえば、迫力不足。低い位置まで下りてきての守備が光るも、前線では起点になれず。R・シルバと比べると、相手に与える怖さが段違いだった。
 
交代出場
FW
7 ウーゴ・ヴィエイラ 6.5(71分IN)
ピッチに立ってすぐ、右サイドを崩してシュートも、これは枠を捉え切れなかった。しかし、CKから貴重な同点弾を突き刺す。
 
MF
25 前田直輝 6.5(81分IN)
トップ下に入ったが、あまりパスが届かず、攻撃のタクトを振るったとは言えず。しかしながら、左足の抑えたシュートで勝点3をもたらず値千金の決勝点をゲット! 大きな働きでアピールに成功した。
 
監督
エリク・モンバエルツ 6.5
途中出場させたH・ヴィエイラ、前田が結果を出すなど、采配が当たる。交代カードを1枚残したが、終了間際に時間稼ぎとして使っても良かったのでは?
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
浦和 5.5
 前半は押し込む時間帯が長かったが、チャンスを生かせず、逆に一瞬の隙を突かれて失点を許す。後半は一時、R・シルバの2得点で2-1と逆転するも、終盤に2失点を喰らい、失意の敗戦。リードした後のゲーム運びに難があり、自陣ゴール前の厳しさも足りなかった。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5.5
序盤のバブンスキーのシュート、63分の齋藤との1対1など、何度かファインセーブを見せたものの、痛恨の3失点で悔しい結果に。
 
DF
46 森脇良太 5(90+3分OUT)
1失点の場面ではサイドで齋藤を捕まえ切れず。パスミスも散見されるなど、今ひとつピリッとしない内容だった。
 
6 遠藤 航 4.5
エリア内で齋藤に振り切られてシュートを許せば、終盤にはCK時にH・ヴィエイラにヘッドを許す。DFとしていくつもの課題を露呈した格好だ。
 
5 槙野智章 5.5
空中戦で強さを発揮。30分の天野のファウルに対しては、相手に詰め寄るなど熱くなる場面も。後半は攻撃の強度を強めたが、結果には結びつけられなかった。
 
MF
18 駒井善成 5.5
スタートは右ウイングバックで積極的に攻撃と守備に絡む。後半の途中からはボランチでプレーも、効果的な働きは少なかった。
 
16 青木拓矢 5.5(61分OUT)
ボランチでテンポ良くボールを裁く。喜田への激しいチャージでイエローカードを受けた後、負傷により途中交代を余儀なくされた。
 
22 阿部勇樹 5
深い位置からビルドアップしたが、連続してミスパスなど名手らしくないプレーも。逆転には成功したが、その後の相手の勢いをせき止められなかった。
 
3 宇賀神友弥 5.5
身体を張ってマルティノスを厳しくチェック。素早い攻守の切り替えも効いていてが、決定的な仕事はこなせなかった。
 
10 柏木陽介 6.5(73分OUT)
テクニカルなプレーで周囲を生かしつつ、自らは果敢にフィニッシュワークに絡もうとした。R・シルバの2点目をアシストしたスルーパスは見事だった。
 
30 興梠慎三 5.5
相手の嫌がる位置で受け、サイドに展開するなど横浜守備陣の手を焼かせる。それでも、期待されたゴールは挙げられなかった。
 
FW
8 ラファエル・シルバ 7
マークを外す動きやダイレクトプレーで能力の高さを示す。後半にチャンスを確実に仕留めて、2ゴール。非凡な決定力を見せつけただけに勝利が欲しかった。
 
交代出場
MF
24 関根貴大 6.5(61分IN)
気持ちのこもったプレーで右サイドを活性化。力強く縦に抜けて行き、チャンスを演出。この男の投入で、チームは勢いづいて一時は逆転までしたのだが……。
 
DF
4 那須大亮 5.5(73分IN)
ミドルゾーンで奮闘したものの、途中出場のH・ヴィエイラや前田への対応が甘く、逆転を許す。クローザーとしての役割を果たせなかった。
 
FW
21 ズラタン -(90+3分IN)
プレータイムは限られており、シュートを1本も打てず。ほとんど仕事はできないまま、タイムアップを迎えた。
 
監督
ペトロヴィッチ 5
那須の投入で守備力を高めたかったのかもしれないが、結局は裏目に出る形で逆転負け。同点とされた後のゲームマネジメントが中途半端だった。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。