米航空宇宙機器大手ボーイングのロゴ。バージニア州アーリントンで(2016年12月13日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)は24日、同社の欧州初となる工場を英国で開業する計画を発表した。ブレグジット(Brexit、英国のEU離脱)を控えた同国の製造業にとって後押しとなる。

 2000万ポンド(約28億3000万円)を投じ、30人を雇用するこの工場はイングランド(England)北部シェフィールド(Sheffield)に建設される予定。来年から従業員の募集を開始するという。

 声明によると、シェフィールドの工場は、同社の短距離機737型機や広胴機777型機の翼の部品を供給することになる。

 ボーイング・ヨーロッパ(Boeing Europe)のマイケル・アーサー(Michael Arthur)社長は声明の中で「英国で高付加価値の部品の製造を開始するというわが社の決定は、われわれの仕事の変革であり、この地でボーイングが成長し、英国の長期的繁栄を支援するためのボーイングの献身を示すさらなる実例でもある」と述べた。

 この声明が出される前、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は米国企業に対し、生産拠点を海外に移転した場合、商品を再輸入する際にかなりの税を課すと警告していた。

 ボーイングは24日、英国での工場計画について「生産効率を高め、サプライチェーンのコストを引き下げるために、主要な駆動部品やシステムを米国や英国の自社工場で製造開始するためのより広範な計画の一環」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News