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したという。

Kaspersky Labは2月9日、重要インフラやIoTシステムなどで利用される組み込み機器向けに、セキュリティに特化した独自のオペレーティングシステム「KasperskyOS」の提供を開始した。同OSはサイバー脅威の標的になることが増えている組み込み機器やIoT機器にセキュリティを実装するための基盤を提供するもので、Kaspersky Labが15年かけて開発したという。

2月21日(米国時間)にFossbytesに掲載された記事「KasperskyOS "11-11" Released After 14 Years Of Development - Here Are Best Features|Fossbytes」がこのオペレーティングシステムにおける注目の機能を紹介した。

紹介されている特徴や機能は次のとおり。

・用途に応じて最小限のサイズに収まるように考慮されたモジュラーデザインを採用
・プロプライエタリだがソースコードをチェックすることが可能
・アプリケーションごとに必ずセキュリティポリシーを設定する必要がある「インディペンデントセキュリティエンジン」を搭載
・セキュリティ機能やアプリケーション機能とは分離しており、アプリケーション側はセキュリティを考慮しなくても開発できるようになっている
・セキュリティ属性を設定することなくアプリケーションをインストールすることはできない仕組みを採用
・大半のPOSIXに準拠しているほか、さらにセキュリティを確保するためのネイティブAPIを導入
・ほかのオペレーティングシステムをゲストOSとして実行するためのセキュアハイパーバイザーを搭載
・x86/x64やARMに対応。x86/x64ではPentium IIから対応するなど、低スペックマシンでも実行可能

KasperskyOSは要件に応じて必要な機能だけを搭載したオペレーティングシステムとして構築することが可能。Kaspersky Labには最近問題視されることの多いIoTのセキュリティなどにおいて同オペレーティングシステムを提供することで需要を喚起する狙いがあると見られる。

(後藤大地)