インド南部ハイデラバードで、米カンザスシティーでの発砲事件で負傷したアロック・マダサーニさんの写真を見せる父親のジャガン・モハン・レディさん(2017年2月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米中西部カンザス(Kansas)州カンザスシティー(Kansas City)で22日夜、ヘイトクライム(憎悪犯罪)とみられる発砲事件が発生し、インド系の男性1人が死亡、もう1人が負傷した。

 地元紙カンザスシティー・スター(Kansas City Star)によれば、男性らが撃たれたのは同市郊外のバー。1人は米国在住歴10年以上と報じられている。

 殺害されたのはスリニバス・クチボトラ(Srinivas Kuchibhotla)さん(32)。他にアロック・マダサーニ(Alok Madasani)さん(32)が負傷した。2人は全地球測位システム(GPS)メーカー、ガーミン(Garmin)に航空システムエンジニアとして勤務していた。

 同紙によれば、当局が逮捕したアダム・プリントン(Adam Purinton)容疑者(51)は、クチボトラさんらに対して「俺の国から出て行け」と言った後、銃を発砲。同容疑者は22日夜、別のレストランで身柄を取り押さえられたが、その前に中東出身者を2人殺したと主張していたという。

 米連邦捜査局(FBI)はこの事件がヘイトクライムかどうか捜査を進めている。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の移民政策がこうした襲撃事件の下地となっているのではないかとの懸念が広がる中、今回の発砲事件はインドのメディアでも大きく報じられている。

【翻訳編集】AFPBB News