全国15スクリーンで封切り

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 「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章『嚆矢篇』」が2月25日、全国15スクリーンで封切られ、声優を務めた小野大輔(古代進役)、桑島法子(森雪役)、鈴村健一(島大介役)、シリーズ構成の福井晴敏、羽原信義監督が東京・新宿ピカデリーでの舞台挨拶に立った。

 1978年の「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」のストーリーをベースに、新たなヤマトの旅路を描く。全7章のうちの第1章で、小野は新たな船出を「沖田艦長の言葉で『古代、ヤマトに乗れ』とありますが、前作『2199』の長い旅を終えて、またこの船に乗ることになりました。純粋に嬉しく思っています」と語り、「これからの旅も考え今も緊張しています。ですが何が起こるかわからないことにワクワクしているのは、古代進と同じ気持ちです」と喜びを噛み締めた。

 さらに桑島は、「『2199』の旅が本当に大変だったので、また同じような旅が始まるのかと」と不安を吐露。当初は続編があるとは思っていなかったそうだが、満場の客席に向け「今日までの間に制作発表、アフレコが始まり、またクルーが集う高揚感がありました。ついに完成した作品が世に出るんだと、改めて皆さんに来ていただいて、実感がわきました」とほほ笑んだ。

 また今作は第1話「西暦2202年・甦れ宇宙戦艦ヤマト」、第2話「緊迫・月面大使館に潜行せよ」の2部構成だが、鈴村は第1話には出演していない。それでも「1話パートすげえ面白いです。冒頭の部分、すごい『ヤマト』しているんです。『こんなにヤマトしちゃっていていいの』というくらい。いちファンとして、とても楽しませてもらいました」と興奮の面持ちで、「今回はシリーズ屈指の人気作のリメイクで、シリーズ屈指の面白さです。これぞ『ヤマト』だというフィルムになっています」と自信をみなぎらせた。

 一方の福井は、製作の苦労を明かす。「私は以前、別の宇宙(『機動戦士ガンダムUC』)にいまして。長いこと愛されているコンテンツをつくる際、観客に喜ばれるために気をつけることがありますが、今回の宇宙はその大変さが比じゃなかった。どいつもこいつも、まあ、うるさくて(笑)。作品への思いの蓄積がすごいんです」。続けて『ヤマト』シリーズが人生を変えたという羽原監督は、「ヤマトがなければこのステージにいなかったと思います。沖田艦長に『古代、ヤマトに乗れ』と言われていたのが、自分も『お前、監督をやれ』と言われたようにしてきたのが、ようやくここまで来られました」としみじみ語っていた。

 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章『嚆矢篇』」は、2週間限定公開。