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2017年1月11日に香港ディズニーランド・リゾートにオープンした、「アイアンマン・エクスペリエンス」。

【写真14枚】香港ディズニー新アトラクション「アイアンマン・エクスペリエンス」フォトギャラリー

このアトラクションを手掛けた、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングのクリエイティブ・ディレクター、テッド・ロブレドさんに、「アイアンマン・エクスペリエンス」についてのインタビューを行いましたのでレポートします!

香港こそアイアンマンにぴったりの街!

--なぜ、香港ディズニーランド・リゾートに「アイアンマン・エクスペリエンス」を作ることになったのですか?

テッド・ロブレド「マーベルのヒーローたちは、リアルな世界に住んでいるよね。

トニー・スタークはカリフォルニアに住んでいるし、ニューヨークにはスターク・タワーもある。

香港には、山や海、シティなど、景色や土地に多様性がある場所なので、このアドベンチャーを語るのに、ぴったりだと思ったんだ」

確かに、マーベルヒーローの魅力のひとつに、現実世界にも存在する場所に住んでいる、という点がありますよね。

「アイアンマン・エクスペリエンス」のアトラクションの入り口に、ニューヨークと香港にあるスターク・タワーの場所を示す世界地図がありますので、チェックしてみてください!

--香港の街や、そこからほど近い香港ディズニーランド・リゾートの特徴が、とてもよく活かされたアトラクションですが、どんなところからアイディアが生まれたのですか?

また、実際に香港で撮影されたシーンはありますか?

テッド・ロブレド「インスピレーションはもちろん、コミックからだけど、トニーが発明家であり、トニーの父親ハワード・スタークも世界中を飛び回る発明家(テクノロジスト)であるように、世界中の人々が集まる香港、そして香港ディズニーランドのトゥモローランドも、テクノロジーをテーマにしていたりするので、スターク・エクスポとのコンビネーションが、パーフェクトだと思ったんだ。

香港の上空にヘリコプターを飛ばして、実際に撮影したシーンもたくさんある。

ヴィクトリア・ハーバーなどの美しい景色を見ることができるんだ。

CGと、実写映像を、組み合わせて作られているからね、しっかり目を開けて、見て、楽しめるだけ楽しんでほしい」

香港という場所は、さまざまな面で、『アイアンマン』のアトラクションが出来るのに、最適な場所だったのですね。

実際に「アイアンマン・エクスペリエンス」に乗ってみて、香港ディズニーランド・リゾートから、香港の中心街まで、空を飛んでいく感覚は、まさにこの「アイアンマン・エクスペリエンス」でしか体感できないものだと思いました!

海も山も、シティビューも美しい、香港の絶景にぜひ注目してみてくださいね。

こだわりは、アイアンマン “らしさ” ! J.A.R.V.I.S.はパーフェクトなキャラクター!?

--見所満載の「アイアンマン・エクスペリエンス」、作り手のテッドさんからは、どんなところをよく見て欲しいですか?

テッド・ロブレド「特によく目を凝らして欲しいのは、アイアンマンが香港ディズニーランド上空を飛ぶシーンだよ。とってもエキサイティングなんだ!

他にも、香港の素晴らしい景色は、全部見てほしいよ」

--製作時に苦労した点などを教えてください。

テッド・ロブレド「苦労した点というか、一番力を入れた点は、アイアンマンのファンに向けて、アイアンマンのイメージをうまく伝えること。

コミックや映画、アニメなど、様々なアイアンマンが存在するけど、そのイメージを壊してはならないと思っていたんだ」

確かに、「アイアンマン・エクスペリエンス」でのアイアンマンは、軽快な口調と、余裕たっぷりの態度で、とっても頼りがいのある、映画のアイアンマンそのものでした。

そんなアイアンマンと一緒に冒険できるなんて、「アイアンマン・エクスペリエンス」は、まさに夢のようなアトラクションです!

--「アイアンマン・エクスペリエンス」は、人工知能のJ.A.R.V.I.S.が大活躍しますが、なぜそのようなストーリーになったのでしょうか?

テッド・ロブレド「ジャーヴィスは、映画でもコミックスでも活躍する、みんなが知っている人気のキャラクターだし、ジャーヴィスは、トニーにとって、(『ピノキオ』における)ジミニー・クリケットのような存在だと思うんだ。

さらに、ジャーヴィスは人工知能なので、英語や広東語にも対応できるから、「アイアンマン・エクスペリエンス」にぴったりだよね。

彼は本当にパーフェクトなキャラクターだよ! 」

ジャーヴィスって! 本当に! パーフェクトなキャラクターですよね!

「アイアンマン・エクスペリエンス」では、アイアンマンは英語を話しますが、ジャーヴィスは広東語でゲストをナビゲートしてくれます。

映画では見ることができない、ジャーヴィスの広東語も要チェックです!

協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル

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