イベントに登場したレスリー・キー

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WOWOWプライムにて2月25日(土)夜8時より、「ノンフィクションW 写真家レスリー・キーと1万人のカミングアウト」が放送される。放送を直前に控えた2月24日、都内にて試写会とトークショーが行われ、写真家のレスリー・キーらが登壇した。

【写真を見る】「一緒に夢を見ていきましょう!」と乾杯の音頭を取るレスリー

同番組は、性的少数者1万人のカミングアウト・プロジェクト「OUT IN JAPAN」に取り組むレスリーの姿を追ったドキュメンタリー。レディー・ガガやマドンナら、世界中のセレブリティーのポートレートを手掛けるレスリーは、1万人のLGBTのポートレートを撮影し、写真で古い価値観を変えようとしている。

本編の上映終了後、会場は熱い拍手で包まれた。そんな中、飲み物を手にしたレスリーは「番組を通してこのプロジェクトがさらに大きくなって、僕やスタッフたちの思いが日本中に届くといいなとあらためて思いました。皆さん、一緒に夢を見ていきましょう。夢のために乾杯!」と音頭を取り、トークショーがスタート。

作品を見た感想を聞かれると、「ドキュメンタリー番組に密着されるのはこれで3回目ですが、自分が本当に誇りを持てる作品ができました。(撮影期間である)1年半の活動を振り返って、自分が次に何をするべきかヒントをもらいました。感謝します」とコメントした。

また、本作がテレビで放送されることについて、レスリーは「たくさんの人に見てもらって、感想を聞きたいです。それから、この作品を上映してトークショーをやって、今日のように参加者や取材陣に広めてもらうのも1つの(プロジェクトを進める)やり方になると気付きました。もっといろいろな場所でやりたいです。この場を借りて提案します!」とアピール。会場からは再び拍手が沸いた。

イベントではLGBTの人たちが順に登壇し、プロジェクトへの参加によって起きた心境の変化などを語る場面も。

中には女の子として生まれながら心は男の子であったため、8歳から男の子としての生活を始めたという小学4年生の姿もあり、母親は「番組内では“(LGBTであることを)親に言えない”と悩む人がたくさん出てきましたが、『子どもの人生を邪魔する親って何なんだろう!』と思いました。これからは親の立場で、この悔しさを発信していこうと思います」と強い決意を表した。

最後にレスリーは、目標とする“2020年までに1万人を撮り終える”ことを達成した際には、「東京タワーをその写真で埋めたい。世界に1つの芸術になれば」と語り、大きな夢の実現を宣言した。