単なる下位モデルではありません。

今年のCP+のキヤノンブースの目玉は、やはり先日発表されたミラーレス一眼「EOS M6」。一般の人が触れる初めての機会ですからね。詳しいスペックは先日の発表会の記事で確認していただくとして、とにかく今回は触った感想です。


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EOS M6は、2012年のEOS Mシリーズの3代目「EOS M3」の進化モデル。いやいや、なんでM3からM6なの? まずはそんなナンバリングが気になりますが、M6は昨年発売した「EOS M5」の下位モデルだから。

まず持ってみて感じたのは、M5に比べてすごく軽いのです。本体のみでM5は約427g、M6が約380gと約40gも軽いので、M6ほうがより楽に構えて撮影できそうです。

この重量は、ファインダーがないことが大きく影響しているでしょう。またファインダーがないことで、本体のトップがすっきりとしています。


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180度回転する「チルト液晶」はしっかりとM3から受け継ぎました。M5のチルト液晶は、トップにファインダーがあるのでここまで回転しませんが、M6なら自撮りし放題です。


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ダイヤル操作のシンプルさも印象に残りました。M6では、上位モデルのM5に搭載されている「サブ電子ダイヤル」の搭載はなし。トップのダイヤルはM3を受け継いでおり、「モードダイヤル」と「露出補正ダイヤル」の2つが搭載されています。


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個人的にはダイヤルの扱いやすさが、カメラの操作性に大きく影響すると思うのですが、M6はグリップを握ると、親指がすぐ露出補正ダイヤルに当たるのです。なので、明るいなぁと思ったらすぐ親指で補正ができて、直感的で扱いやすいわけです。

ただM5にも同じ位置に露出補正ダイヤルがあります。それでもM6のほうが扱いやすいのは、補正ダイヤルだけ指に当たっていれば、あとはモードダイヤルだけ意識すればいいこと。インターフェースはなるべく意識するところが少ないほうが、直感的かつ気軽に操作できるのです。


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こんな風に、形や操作系のインターフェースはM3と同じようにシンプル。しかしながら、中に詰まっているのはほとんどM5と変わらない性能なんですよね。最新の映像エンジン「DIGIC7」が搭載されており、AF方式は「デュアルピクセルCMOS AF」で測距点は49点。これらすべて、M5と同じなんです。

なんですかねぇ、あんまり肩肘はらないというか「ミラーレスなんだから、もっとラフにカメラを握りたい。でも中身は詰まってて高機能なら尚よし」 そんなタイプの方にフィットするカメラです。普段はEOSのフルサイズ一眼なんかを使ってる方や、家族のお出かけの撮影から1人で楽しむマジメな撮影まで1台でこなしたい方とか。

高機能なんだけど、ラフに色んなところに持ち出してあげたいですね、EOS M6。

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source: CP+, キヤノン
(山本勇磨)