会社では長時間のデスクワーク、家に帰れば椅子に座ってご飯を食べて、ソファに座ってくつろいで…そんな生活を送っているあなたは、座りっぱなしによる身体への悪影響が生じてきているかもしれません。本当は恐ろしい、座りっぱなしの影響について知っておきましょう。

座りっぱなしで心臓病に?!

実は循環器系の病気による死亡率は、喫煙よりも運動不足が原因で高まるということをご存知でしょうか。喫煙の身体への悪影響は広く知られてきましたが、座りっぱなしの運動不足が死につながることは、あまり意識していない人も多いのでは。

アメリカのある研究では、標準体型の男性に3時間座ってもらい、1時間ごとに大腿動脈の機能を測定した結果、わずか1時間の座位で血液を循環させるのに必要な血管の機能が50%も低下することがわかっています。もちろん運動不足で肥満になれば、肥満は生活習慣病やガンのリスクも高まります。また、座る姿勢も大切で、猫背で長く座っていると、過剰なインスリン分泌によって結腸がん、乳がん、子宮がんが発症するリスクが高まるともいわれているのです。

一日にどれくらい座っているかをチェック

自分の生活習慣を振り返ってみてください。今日一日で、いったい何時間座っていたのでしょう。デスクワーク中心であれば仕事中、マイカー通勤であれば通勤時間、家でソファに座っている時間、合わせていくと一日のうちで座っている時間の多さに驚く人も多いのではないでしょうか。

座りっぱなしの悪影響を避けるためには

座りっぱなしによる身体への悪影響を避けるためするべきことは、なるべく座らないこと、それだけです。座って行う仕事中やテレビ、パソコンを観ているときも、少なくとも一時間に一回、可能であれば30分に一回は立ち上がることを意識してください。立ち上がった際には、首や肩をぐるぐる回したり、足首をゆらゆらして回したり、簡単なストレッチを取り入れましょう。

ただ、実際には様々なシーンで、じっと座っていなくてはならないということも多くあります。そんな時に気をつけたいのは、姿勢です。背筋をすっと伸ばした正しい姿勢で座ることで、座りっぱなしによるリスクを軽減することができます。

喫煙による体への害を誰もが知るようになった今、次に意識するべきは、座りっぱなしによる影響です。座りっぱなしで寿命を縮めてしまうことがないように気をつけましょう。


writer:サプリ編集部