米メリーランド州で開かれた「保守政治行動会議(CPAC)」年次総会で演説するドナルド・トランプ大統領(2017年2月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は24日、米首都ワシントン(Wadshington D.C.)近郊で開催中の「保守政治行動会議(CPAC)」年次総会で演説し、外国人「テロリスト」から国家を守るための国境管理強化や、軍事力の大幅増強を行うと宣言した。保守派の支持者らを前に、断固とした国家主義的姿勢を打ち出した形だ。

 トランプ大統領は多数の共和党員らを前に「空虚な議論の時代は終わった。終わったのだ。行動の時が来た」と宣言。「誰も私たちの邪魔はしない。誰もだ。米国史上最大の軍備増強となるだろう。攻撃。防衛。すべてだ。今までなかったほど大きく、強くなる。使用しなくてもすむことを願う」と語った。

 このタカ派的な演説は、メリーランド(Maryland)州オクソンヒル(Oxon Hill)の会場に集まった人々を大いに沸かせた。闘志に満ちたトランプ氏はさらに、移民を犯罪者扱いした他、「虚偽」メディアを再び攻撃。「(メディアは)国民の敵だ。なぜなら、情報源を持っていないからだ。実在しないことをでっち上げている」と述べた。

 政権が度重なる失策と低い支持率で窮地に追い込まれる中、攻勢に打って出たトランプ大統領は、賛否を巻き起こしている自身の移民取り締まり政策を正当化するため、スウェーデン、ドイツ、フランスではイスラム過激派による暴力事件が頻発していると示唆。イスラム圏7か国出身者に対する入国禁止令により裁判所により差し止められたことを受け、「近日中に新たな措置を取る」と約束した。
【翻訳編集】AFPBB News