ついに日本公開!ソコふんするロイ(左)とリリー=ローズ演じるイサドラ(右)
 - (C) 2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM

写真拡大

 ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの“美しすぎる娘”リリー=ローズ・デップが出演しているフランス映画『The Dancer(英題)』の邦題が『ザ・ダンサー』に決定し、6月3日より日本公開されることが明らかになった。

 モダンダンスの祖とされているダンサー、ロイ・フラーの人生を描いた本作。19世紀アール・ヌーヴォーの時代に一世を風靡したロイは、シルクの布を纏い、棒をつかって花のように舞った。さらには当時、初の試みであった照明という演出でダンスの新たな時代を切り開き、芸術家トゥールーズ=ロートレックやオーギュスト・ロダンまでもが彼女の舞台に魅了され、彼女をモデルにした作品を残している。

 そんな伝説のダンサー、ロイをクリステン・スチュワートの元恋人として知られているミュージシャンで女優のソコが熱演しているほか、ロイが見出した才能にしてライバルのイサドラ・ダンカン役にリリー=ローズ、ロイを愛したルイ役には美男俳優ギャスパー・ウリエルが名を連ねている。

 写真家のステファニー・ディ・ジューストがメガホンを取った本作では、なんといっても舞台鑑賞だけでは味わうことのできない、映画ならではの技法で捉えられたダンスシーンがうっとりするほど美しく圧巻だ。さらには、ロイを魅了し、転落へと導く才能と野心あふれる若きダンサー・イサドラにふんしたリリー=ローズが、煽情的なダンスを披露したり、ソコとのキスシーンにも挑んでいるという。

 バレエの殿堂オペラ座で踊るという夢を叶えるため、アメリカからひとり海を渡り、女性によるダンスが卑しいものとされていた時代に、ドレスや光、鏡を用いた新たなダンスを創作し、夢を実現するために闘ったロイの強い信念に心揺さぶられる、愛と友情のドラマに期待が高まるばかり。(編集部・石神恵美子)

映画『ザ・ダンサー』は6月3日より新宿ピカデリーほか全国公開